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海底熟成ワインとは?起源や味わいなど特徴について徹底解説!

豆知識

海底熟成ワインをご存じでしょうか?海底でゆっくり熟成されたワイン。想像しただけでもとてもロマンチックですよね。

今回は、海底熟成ワインの起源と味わいの特徴について詳しく解説します。購入方法や値段相場もお伝えしますので、ぜひその魅力を味わってみてください。

海底熟成ワインとは

海底熟成ワインとは

海底熟成ワインとは、海底で数か月から数年間熟成させたワインです。海底で熟成させる製法の始まりは、沈没船の中から見つかったシャンパンがきっかけでした。

シャンパンが見つかった沈没船は、第一次世界大戦中にドイツ軍に撃沈されたスウェーデンの貨物船です。80年後に引き揚げられた際にシャンパンが見つかり、飲んでみると泡立ちが保たれており美味しかったのです。

以後海外を中心に海底でワインを熟成させる製法が行われるようになり、現在では日本でも製造されています。

海底でワインを熟成させても意味がない?

ワインの品質を保つためには温度と光、湿度が重要です。

【ワインの最適な保存条件】

  • 温度:13~15度
  • 光:紫外線が当たらない環境
  • 湿度:65~80%

ワインは温度が低すぎても高すぎても劣化し、紫外線の影響で風味が損なわれます。また乾燥によってコルクが縮み空気が入り込み、酸化するリスクもあるので湿度も重要です。

海底は保存条件にぴったり当てはまり、熟成には最適な環境といえるでしょう。

海底熟成ワインの特徴は?

海底熟成ワインの特徴

ワインは海底で熟成させることで、味わいやボトルデザインに大きな特徴が表れます。通常のワインとは異なる魅力があるのでおすすめです。詳しく解説します。

海底熟成ワインはまろやかで深い味わい

海底で熟成させるとタンニンや酸、果実味などが調和されて、全体的にまろやかな味わいになります。

またアルコールの刺激が和らぎ、ワイン本来の風味が際立つのも魅力です。さらには海底の音や超音波がワインに影響し、成分を変化させているという研究結果もあります。

実際に味わってみると通常のワインとの味わいの違いが明らかなので、ぜひ味わって確かめてください。

ヴィンテージ感のあるボトルデザイン

海底熟成ワイン amazon
画像出典:Amazon

海底熟成ワインのボトルはヴィンテージ感があり、年代物のワインを感じさせるデザインが魅力です。

またボトルに海中生物などが付着し、自然が生み出したアート作品のようなボトルになります。1本1本が唯一無二のデザインになるのが特徴です。

海底熟成ワインの値段と購入方法

海底熟成ワインの値段は、10,000~30,000円が相場です。

またどの海底でも作れるわけではないので、国内で購入できるショップは限られています。代表的な販売店は、VOYAGESUBRINAです。

【海底熟成ワインの値段】

  • 国内で購入可能な海底熟成ワインの相場:10,000~30,000円

【海底熟成ワインの代表的な販売店】

  • VOYAGE:西伊豆の海底で熟成させたワインを販売
  • SUBRINA:南伊豆の海底で熟成させた南アフリカワインのシラーのみ販売

購入はそれぞれの公式サイトからも可能ですが、Amazonや楽天などのECサイトからも購入可能です。また近年ではさまざまな都道府県でも製造が始まっております。

海底熟成ワインはギフトにぴったり!

海底熟成ワインは味のまろやかさと深み、オリジナリティーのあるボトルデザインが特徴です。また希少性もあるため、ギフトにはぴったりでしょう。

ワイン初心者からワイン通まで、幅広い方に喜ばれること間違いありません。

まとめ

海底熟成ワインで乾杯

海底熟成ワインの歴史は、沈没船から発見されたシャンパンから始まっています。海底がワインの保存条件に最適で、独自の味わいをもたらすのが魅力です。

国内でも海底熟成ワインは購入できますので、ぜひ味わってみてください。

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