お酒が弱い人もワインを楽しみたいですよね。そこで今回は、アルコール度数の低いワインを紹介します。
そもそもワインのアルコール度数は高い?低い?
ワインのアルコール度数は一般的に、他のお酒と比べて低めです。
種類別アルコール度数の目安
- ビール:4~7%
- ワイン:9~15%
- 清酒:15~22%
- 焼酎:20~35%
- ウイスキー・ブランデー:40~43%
ワインの中でも赤と白でアルコール度数が異なります。赤ワインは11~15%程度、白ワインは9~14%程度です。
正確なアルコール度数は、それぞれのワインボトルのラベルに記載してあります。お酒が弱い方は確認してから購入するようにしましょう。
低アルコールのおすすめワイン【お酒弱い人必見】
低アルコールワインは飲みやすさが魅力です。さっぱりした口当たりで食事との相性も良く、料理の味わいを引き立てます。
ワインの製造過程で、ブドウに含まれる糖分が発酵してアルコールが生成されます。基本的にはブドウの糖度が高いほど、アルコール度数も高くなるということです。
糖度が低いブドウを使用した低アルコールのワインでも、本来の風味が損なわれないように配慮して製造されています。美味しい低アルコールワインの種類は豊富です。
モスカート・ダスティ(チェレット)
アルコール度数が5.5%のイタリア産白ワインです。微発泡の甘口のワインで、フルーティな風味と絶妙な酸味があります。
デザートやフルーツとの相性が良いことで知られていますので、食後や午後のティータイムに最適です。
またおしゃれなボトルデザインも特徴的で、ギフトとしてもおすすめします。ワインに慣れていない方でも美味しく飲めますのでお試しください。
天使のアスティ(サンテロ)
アルコール度数が7%のイタリア産白ワインです。
かぐわしい花の香りが特徴で、エレガントな微発泡の甘口ワインです。モスカート・ダスティよりも、甘くてフルーティな味わいを楽しめます。
女性を中心に世界的に人気のあるワインです。日本国内でも評価は高く、ジャパンワインチャレンジ(日本で最も歴史がある国際ワインコンクール)2007で金賞を受賞しています。
完熟ぶどうのおいしいワイン(メルシャン)
アルコール度数が4%の日本産ワインです。赤と白、ロゼの3種類があります。
いずれもワインの渋みや酸味をおさえ、ぶどう本来の甘さにこだわったフルーティでスイートなワインです。程よい甘さがどんな料理にも合います。
氷を入れて飲むか、ホットにしてはちみつやスパイスを加えて飲むのがおすすめです。
妊娠中やドライバーでも手に取りやすい!ノンアルコールワイン
妊娠中やドライバーの方でもワインを楽しみたい方は、ノンアルコールワインがおすすめです。
ただしノンアルコールとは、アルコール度数が1%未満の飲料を指します。つまりノンアルコール飲料すべてのアルコール度数が0%とは限りません。アルコールがわずかでも含まれるかどうかは注意が必要です。
それでも、本格的なワインの風味を感じられるジュース感のないノンアルコールワインは多くあります。通常のワインに劣らない味わいが楽しめますので、アルコールを摂取できない方にピッタリです。
ヴィンテンス シャルドネ 白(スタッセン)
アルコールが全く含まれない0%のノンアルコール白ワインです。
世界的にとても知名度があるシャルドネ種のワインで、アルコールを抜いているにもかかわらずバランスの取れたワインとして評価されています。
ほんのりした甘さと、ワインらしいキリっとした酸味が楽しめます。妊娠中の方やドライバーでも安心して飲めるのでおすすめです。
カールユング メルロー(交洋)
アルコール度数が0.5%未満含まれているノンアルコール赤ワインです。メルロー種の特徴的な果実味や香りがあり、ワインの風味に近い味わいがあります。
また通常のワインよりポリフフェノールが豊富に含まれており、カロリーも約1/3のワインです。健康を意識した人やアルコールを制限したい人におすすめします。
まとめ
お酒が弱い方には、アルコール度数が低いワインがおすすめです。また妊娠中の方や運転手向けのノンアルコールワインも豊富にあります。
低アルコールやノンアルコールのワインでも、通常のワインの風味とほぼ変わりません。ぜひ味わってみてください。