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贈り物には幸せを呼ぶ水色ワインがおすすめ!特徴や魅力、人気銘柄も紹介
オレンジワインや黒ワインなど、珍しい色のワインがあることをご存知ですか?
とくに近年ではワインの造り方も自由になり、思わずうっとりとしてしまうような美しいワインをたくさん見かけるようになりました。
本記事では、そのなかでもひときわ美しく存在感がある、水色ワインについて解説します。
贈り物にぴったりなワインなので、ワインギフトを探している方はぜひチェックしてみてくださいね。
贈り物にぴったり!幸せを運ぶ水色ワインとは
水色ワインは、スペインで2016年に「Gik」という名で販売されたのが始まりです。
青は聖母マリアのシンボルカラーで、ヨーロッパでは幸せの象徴とされていることから、スペイン生まれの水色ワインは、幸せを呼ぶワインとして人気を集めました。
青は純潔や花嫁の清らかさを意味するカラーのため、水色ワインは結婚祝いや披露宴での乾杯ドリンクにもぴったりですね。
水色ワインはなぜ青いの?
ワインなのに綺麗なブルーの色調の水色ワイン。「一体なぜ、こんなに真っ青なの?」と驚く方も多いのではないでしょうか。
水色ワインの青い色調は生産者により着色方法が異なりますが、おもに2種類の方法があります。
- 赤ワイン用ぶどう品種の果皮やブルーベリーに含まれるアントシアニンという成分を使用する方法
- インディゴという植物由来の天然着色料を使用する方法
「真っ青だけど、人工的な成分が入っているの?」と不安になる方もいるかもしれません。しかし、たいていはぶどうの果皮やブルーベリー、などの植物由来のものなので、安心してワインを楽しめます。
水色ワインの味わいの特徴
水色ワインはまだメジャーではないため、「どんな味かまったく想像できない」と思う方も多いはずです。
水色ワインには甘口と辛口のタイプがあり、好みの甘辛度を選べます。それぞれどのような味わいの特徴があるのか解説します。
甘口
甘口の水色ワインは柔らかい甘みがありながらも、すっきりとしたタイプのものが多いです。原材料は白ワイン用ぶどう品種のため、柑橘のような爽やかな酸が感じられます。
ほどよい酸がありフルーティーなので飲みやすく、ワイン初心者の方も試しやすい味わいです。
伝統的というよりは新感覚のワインなので、ストレートやロックで楽しんだりソーダで割ってカクテルにしたりと、肩ひじ張らず自由に楽しむのもいいですね!
辛口
辛口の水色ワインは、甘口に比べてアルコール度数が高い傾向で、飲みごたえのあるものが多いです。甘みがないため、食事と合わせやすく食中酒に最適なワインといえるでしょう。
味わいは白ワインに近く、グレープフルーツのような酸と果実味のバランスがよい本格的な味わいです。本格的な味わいのワインを楽しみたい方や、さっぱりしたワインが飲みたい方におすすめです。
辛口の水色ワインはほろ苦さがあるため、苦味が苦手な方は甘口ワインの方がよいかもしれませんね。
水色ワインの魅力
ここでは、水色ワインの魅力を紹介します。
水色ワインを購入しようか悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
美しい水色の色調に癒される
澄んだ海のような水色ワインは、美味しいだけでなく美しい色調に癒されます。
普通のワインでは楽しめない美しい水色の色調は、ちょっと気分転換したいときや幻想的な気分に浸りたいときにぴったりです。
特別な日や気分をあげたいときには、水色ワインを飲んで素敵な時間を演出してみてはいかがでしょうか?自宅に居ながらも、まるで非日常のような特別な気分に浸れること間違いありません。
幸せを呼ぶ水色ワインは贈り物におすすめ
幸せを呼ぶといわれている水色ワインは、まさにギフトに最適なワインといえるでしょう。
ワインが好きな方にはもちろんのこと、普段飲まない方に贈るのもおすすめです。美しい水色ワインを贈り、”ワインに興味をもつきっかけ”をプレゼントするのもよいですね。
また、ワイン通の方に贈るときに「何を贈ればよいか悩む」という方は、水色ワインを贈ってみてはいかがでしょうか。
普段飲まないタイプのワインは贈り物として喜ばれやすく、一緒に驚きやワクワクもプレゼントできます。
青は幸せを呼ぶといわれているので「幸せを願って選びました」と一言添えれば、よりいっそう喜ばれるはずです。青は純潔や花嫁の清らかさを意味するため、とくに結婚祝いの贈り物に最適ですよ!
甘口から辛口があり好みの味わいを選べる
水色ワインは世界各国で造られており、甘口や辛口、スパークリングワインと、さまざまなタイプがあります。そのため好みの味わいが選べ、飲み手を選びません。
自分好みの味わいを選べるのはもちろん、その日の気分で選んだり飲み比べしたりするなど、楽しみ方も広がります。
ギフト人気が高い!おすすめ水色ワイン
水色ワインは世界各国で造られており、意外と種類豊富です。ここでは、さまざまなタイプのおすすめ水色ワインを紹介します。
ケサネ ブルースイートワイン
『ケサネ ブルースイートワイン』は、まるで地中海を思わせる澄んだ水色の色調が美しい極甘口ワインです。
ワイン8000年の歴史をもつジョージアで造られており、ぶどうは土着品種であるルカツィテリ種を使用。
水色の色調の秘密は、ぶどうの果皮に含まれるアントシアニンの天然の色素で着色しています。
ワインの名前の由来であるサケネは、ジョージア語で「勿忘草」という意味です。
勿忘草は美しい水色とワインの色調が似ているため、サケネと命名されました。ラベルにも勿忘草の可愛らしい花がデザインされており、素敵ですね。
蜜りんごや桃を思わせる濃厚な甘みが特徴的で、ほろ苦さもわずか感じられてバランスのよい仕上がりになっています。
そのまま飲んでも美味しいですが、濃厚な甘みがあるのでロックや炭酸で割っても美味しいですよ。
ラ・ヴァーグ・ブルー スパークリング
『ラ・ヴァーグ・ブルー スパークリング』は、人気リゾート地でもあるフランス・プロヴァンス地方で造られた水色の辛口スパークリングワイン。
ワインは辛口ワインの定番品種であるソーヴィニヨン・ブランを使用しており、キレのある爽やかな味わいです。
グレープフルーツを思わせる豊かな酸と果実味、ハーブのようなニュアンスが感じられます。
暑い夏に海を眺めながら飲みたくなるような、見た目も味わいも爽やかな水色スパークリングワインです。
ペルリーノ オンダ ブルー
『ペルリーノ オンダ ブルー 』は、イタリアの海をイメージして造られたモスカート種100%の甘口の水色スパークリングワインです。
シュワシュワとした泡の刺激と甘口ながらもほどよい酸があり、ラムネを思わせる爽やかな味わいが魅力的。アルコール度数は6%と低アルコールなので、お酒があまり強くない方にもおすすめです。
ほどよい甘みかつ低アルコールで非常に飲みやすいため、ワインをあまり飲んだことがない方への贈り物にもよいですね!
飲みやすさが魅力のペルリーノ オンダ ブルーを”ワインに興味をもつきっかけ”として、贈ってみてはいかがでしょうか?
ブルーワイン 甲州種100%
実は日本でも水色ワインが造られています。『ブルーワイン 甲州種100%』は、山梨県産の甲州ぶどうにブルーベリー果汁で着色した海のような水色が美しいワイン。
味わいのタイプはやや辛口で、ほんのりとした甘みとほどよい酸が魅力です。甘すぎないため食事とも合わせやすく、とくに和食とよく合います。
リーズナブルな価格なので、手土産や普段飲みにもぴったりです。「ちょっとブルーワインが気になっている」という方も試しやすい価格なのは嬉しいポイントですね。
スパークリング 甲州・ブルーワイン
『スパークリング 甲州・ブルーワイン』は、甲州ぶどう100%で仕立てる辛口の水色スパークリングワインです。
酸が豊かでドライな味わいが魅力的。グレープフルーツのピールのようなほろ苦いニュアンスが感じられ、ワインの味わいをきゅっとバランスよく引き締めてくれます。
シュワシュワとはじける泡の刺激が喉を心地よく通り抜け、爽やかな気分になれる癒し系スパークリングワインです。
美しいワインを贈るなら『紫ワイン』もおすすめ!
「水色ワイン以外にも珍しいワインを知りたい」「珍しい色調のワインを贈り、相手を驚かせたい」と思っている方におすすめなのが紫ワインです。
最後に美しい色調が魅力的な紫ワインについて紹介します。
パープルレイン
『パープルレイン』は、アメジストの宝石のように美しい紫色をした辛口ワイン。柑橘を思わせる爽やかな酸とアロマが魅力で、すっきりとした味わいが楽しめます。
ぶどうは白ワイン用ぶどう品種であるセミヨンとソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネを使用しており、紫色ですが実は王道の白ワインなのです。
紫色はチョウマメという植物由来の色素。酸化防止剤の添加を極力減らそうとした結果、チョウマメにたどり着いたのであり意図的に染めているわけではありません。
醸造家のティム氏の妻が健康志向だったため、妻の喜ぶワインを造ろうと創意工夫を重ねたところチョウマメにたどり着き紫ワインが誕生しました。
醸造家であり夫であったティム氏の愛によって生まれた奇跡のように美しいワインは、大切な方への贈り物にぴったりですよ。
パープルレインSparkling
『パープルレインSparkling』は、パープルレインのスパークリングワインバージョンです。
使用しているぶどうはセミヨンとソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネで、きめ細かな泡と豊かな酸が魅力。
パープルレイン同様に酸化防止剤を減らすためにチョウマメを使用しており、白のスパークリングワインでありながら美しい紫色の色調に変化しています。
華やかな紫色のスパークリングワインは、特別な日のお祝いや贈り物にぴったりです。
「こんなワイン、みたことない!」という驚きやワクワク感があるため、大切なひとときに花を添えてくれることでしょう。
おわりに
水色ワインは美しいだけでなく、贈り物にぴったりなメッセージ性や飲みやすさが魅力的です。
大切な日のお祝いの席や贈り物に、幸せを呼ぶ水色ワインを選んでみてはいかがでしょうか?