ワインをカクテルにして飲むと、風味やアルコール度数の幅がひろがり、楽しみも倍増しますよね!
今回は白ワインで作るオシャレなカクテルと、ご家庭でできる簡単レシピをご紹介しましょう。
白ワインのカクテルを美味しく作るコツ
カクテルには冷えた白ワインを使う
白ワインは冷やすことによって香りや味わいが引き立ち、フルーティな香りや爽やかな酸味がよりハッキリと感じられます。
通常カクテルは氷と一緒に提供されますが、冷えた白ワインを使うことで、カクテル全体の温度を下げることができるのです。
これによってカクテルが長時間冷たさを保ち、飲み終わるまでの間に溶けた氷で薄まるのを防ぐ効果があります。
開封してから3日以内の白ワインを使う
白ワインのカクテルを作る時は、開封後3日以内のモノを使うことをおすすめします。なぜならワインは開封したら酸化が進み、風味や品質が劣化していくからです。
特に白ワインは酸化しやすい性質があり、日が経つほど鮮度がさがり微生物の成長が進むリスクもあります。新鮮な白ワインを使用して、最高のカクテル体験を楽しみましょう。
お店で頼めば上級者!お洒落な白ワインカクテル一覧
初夏の爽やかさを感じるフーゴ
フーゴはイタリアのバーテンダーによって、「スプリッツ」のアレンジ版として2005年に誕生したカクテルです。
もともとはスパークリングワインにレモン風味のハーブシロップを使って作られていましたが、ヨーロッパでよりポピュラーなエルダーフラワーのシロップを使って作られるようになり、現在のフーゴになりました。
暑い夏にモヒートのような爽やかな味わいを楽しめます。
甘口で飲みやすいグリーン・ランド
グリーン・ランドは、魅力的なシャブリ地区の白ワインをカクテルにしたもので、見た目も緑色が美しいカクテルです。
名前の由来は、世界最大の島であるグリーンランド島から来ています。同島は豊かな自然が特徴で、年間を通して涼しいという特徴があります。
そんな雄大な自然をイメージして作られたカクテルのグリーン・ランドは、爽やかで甘口のカクテルです。
お家でも簡単にできるワインカクテル一覧
オレンジジュースを使った白ワインクーラー
「ワインクーラー」は、ワインをオレンジジュースで割るだけで簡単にできるカクテルです。
作り方は、氷を入れたグラスにオレンジジュース・グレナンデシロップ・ホワイトキュラソーを順番に注ぎ、最後にワインを注ぎいれ軽く混ぜれば完成。
スライスしたフレッシュオレンジを添えると、よりおしゃれな雰囲気になりますよ!
飲みやすさが人気のオペレーター
「オペレーター」の由来は、真偽は定かではありませんが、パイロットが白ワインにジンジャーエールを入れて飲んだからだといわれています。
作り方は、氷を入れたグラスに白ワインと同量のジンジャーエールを注ぎ、レモン果汁を加えるとてもシンプルなもの。
アルコールが苦手な方でも、ジンジャーエールの量で度数を調整すれば安心して楽しめます。
透き通った水色の白ワイン『ケサネ』
ここでジョージア原産のブルースイートワイン、「ケサネ」をご紹介しましょう。
「ケサネ」はジョージア語で「ワスレナ草」の意味があり、綺麗な水色の花を咲かせるこの植物から名付けられました。
ぶどうに含まれる色素によってかもし出されるとても神秘的な色合いが特徴で、飲み口は極甘口。糖度が高いため、カクテルの材料としても抜群の存在感を発揮してくれます。
暑い日に、氷を加えて爽やかに味わえる一方、デザート感覚としても楽しめるワインです。
ブルースイートワイン『ケサネ』を使ったおすすめレシピ
オーシャンズアイ
氷を入れたカクテルシェーカーにケサネ・パープルレイン・レモンジュース・カシスリキュールを注ぎしっかりシェークします。その後、氷を入れたグラスにカクテルを注ぎ入れてできあがり。
氷が入ったグラスに注ぐことで、カクテルの冷たさを保つことができるのです。
お好みでパイナップルのくし切りやレモンのスライスを添えると、一段と華やかになりますよ!
ケサネレモネード
氷の入ったグラスにレモネードを注いでステアします。その後レモネードの上に浮かべるようにゆっくりとケサネを注ぎましょう。
レモネードの方が甘味によって比重が重いので、ゆっくり注ぐとケサネが上に浮かんでフロートスタイルになります。
食後のスイーツを味わうように、ケサネとレモネードのコンビネーションを楽しみましょう。
まとめ
夏の日に冷やして飲むと美味しい白ワイン。さまざまな素材を加えることによって、際限なく味の変化ができそうですね。
あなたの好みに合わせて魅力ある白ワインカクテルをお楽しみください。