美容や健康によいワイン風呂という入浴法をご存知でしょうか?有名な入浴施設で楽しまれていますが、実は自宅でも簡単に実践できます。
今回の記事では、ワイン風呂のやり方や嬉しい効果、注意事項などを徹底解説します。風呂や美容に興味がある方は、チェックしてみてくださいね!
ワイン風呂とは?
ワイン風呂とは、入浴剤の代わりにワインを入れて楽しむ入浴法のことです。ワイン風呂は有名な入浴施設で導入されており、美容効果が高いと近年では注目が集まっています。
赤ワインを使用した真っ赤な風呂は、非日常的で贅沢な気分感じられることでしょう。リラックスにもぴったりですよ!
風呂にワインを入れるだけで楽しめるため、自宅でも簡単に実践できます。家にある飲みかけのワインがあれば、風呂に入れてワイン風呂を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ワイン風呂の嬉しい効果
ワイン風呂は美容効果も高いため、女性におすすめの入浴方法です。
ここではワイン風呂の嬉しい効果を3つ紹介します。効能を理解し自宅でも簡単に取り入れられる美容方法として、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
アンチエイジング
ワインには、アンチエイジング効果が期待できるタンニンが豊富です。タンニンはワインを飲むことで摂取できますが、実は肌からの吸収でも効果を感じられるのです。
入浴によりタンニンが身体に吸収されると、肌が柔らかくなります。また肌のたるみを伸ばす効果があるため、弾力のある若々しい肌へ導く効果が期待できますよ。
白ワインにもタンニンは含まれますが、赤ワインの方が含有量が多いです。アンチエイジングを期待するならば、タンニンの多い赤ワインを選ぶとよいでしょう。
ダイエット効果
ワイン風呂には血流促進の効果や基礎代謝アップの効果があり、ダイエットに最適です。
冷えは基礎代謝が減少してしまうため、ダイエットの大敵。ワイン風呂に入浴すると血流がよくなり、冷え性の改善につながります。
冷え性改善を行い基礎代謝をあげることで、脂肪燃焼しやすい身体になるのです。食事や運動でなかなか痩せないという方は、基礎代謝アップのためにワイン風呂に入浴してはいかがでしょうか?
美容効果
ワイン風呂には、嬉しい美容効果がたくさんあります。
- 肌の引き締め効果
- 肌に潤いを与える効果
- 角質ケア
入るだけで美しくなれるとあれば、ぜひともワイン風呂を利用したいものですね。
世界三大美女のクレオパトラも、美容のためにワイン風呂に入っていたという逸話があります。美容意識の高い方は、美容効果のあるワイン風呂を習慣化して美しさを磨いてはいかがでしょうか?
赤ワイン風呂と白ワイン風呂に違いはある?
赤ワインと白ワインは成分が異なるため、風呂での効能が変わります。各ワイン風呂の効能は下記の通りです。
- 赤ワイン風呂:タンニン豊富なためアンチエイジング効果が高く、健やかなで若々しい肌を目指せる
- 白ワイン風呂:ミネラル豊富で潤い効果があるため、乾燥肌に悩んでいる方におすすめ
このように風呂に入れるワインにより美容効能が異なります。自分の目指したい肌質に合わせて使うワインを選択するとよいでしょう。
ワイン風呂の作り方
ここまでは、ワイン風呂の素晴らしい効果を紹介しました。特に美容に関心がある方は、ワイン風呂に入ってみたいと思った方も多いのではないでしょうか?
ワイン風呂は自宅でも簡単に実践することができる入浴方法。作り方の手順は下記の通りです。
- 通常よりぬるめの温度設定でバスタブにお湯を張る。(36~38度程度が理想)
- お好きなワインを用意し100ml~300ml程度入れてよく混ぜる
やり方はたったの2工程と簡単に実践できます。
最初のうちは酔う可能性があるため、100mlからはじめましょう。次第に慣れてきたら300mlを上限に少しずつワインを増やすようにしてください。
知らないと危険!ワイン風呂の注意事項
ワイン風呂は簡単に自宅で実践できますが、アルコールを含む蒸気が出るため酔ってしまう恐れがあります。通常の入浴に比べ、危険が伴う可能性も否定できません。
ここでは安全にワイン風呂を楽しむために遵守すべき”注意事項”を紹介します。
お湯の温度は普段よりぬるめに設定する
ワイン風呂を行う場合は、通常より低い温度でおこなってください。36~38度程度が理想の温度です。
風呂の温度が高いとアルコールを含む蒸気が多く発生します。アルコールを含む蒸気を多く吸うことで、のぼせて気分が悪くなったり酔いやすくなったりしてしまい非常に危険です。
安全に入浴するためにも、ぬるい温度を遵守しましょう。最初は物足りないと感じても、入浴中に血流がめぐり次第に温かく感じられますよ。
異常を感じたらすぐに入浴を中止する
ワイン風呂に入浴中に気分が悪い・酔っているかもと感じた場合は、速やかに入浴を中止するようにしてください。気分が悪くなくても、頭がぼんやりとしてきたら入浴をやめるべきサインです。
酔ったまま入浴を続けると非常に危険なので、長風呂は控えましょう。ワイン風呂は、必ずのぼせたり酔ったりする前に切り上げるようにしてくださいね。
水分補給をこまめに行う
ワイン風呂に入浴の最中はのぼせや酔い対策のため、こまめに水分補給を行うようにしましょう。のぼせや酔いに気が付かないまま、入浴を続けると脱水症状や体調不良につながります。
浴槽のわきに水やスポーツ飲料を用意しておくと、スムーズに水分補給を行えます。
入浴中の飲酒は危険です。ワインなどのアルコール類は水分補給にならないうえに、脱水症状を助長するので注意しましょう!
入浴後はすぐにお湯を捨てる
ワイン風呂は入浴がすんだら速やかにお湯を流し、浴槽をシャワーで軽く流すようにしましょう。
ワイン入りのお湯をためたまま放置すると、バスタブにワインの色素が移り変色する可能性があります。入浴後はお湯を流すのを忘れないよう気をつけてくださいね!
おわりに
ワイン風呂は注意事項をしっかり守り安全に入浴すれば、美容に嬉しい効果がたくさんあります。
ワイン風呂に使うワインは、飲み残したものでも大丈夫です。余りワインを有効活用し、毎日の入浴にワイン風呂のというご褒美習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか?