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白ワインのメリットを大解説!赤ワインとの違いや健康効果をご紹介
上品でおしゃれな雰囲気がある白ワインですが、健康に良い効果があることをご存じですか?
白ワインを飲むことで得られるメリットはたくさんあります。
今回は、白ワインの健康効果や飲み方など、おいしく健やかに楽しめる方法をご紹介します。
白ワインは体に良いって本当?
ワインは「薬酒」として飲まれていた歴史があるなど、健康効果が高い飲み物です。
ワインというと、赤ワインをイメージされる人が多いのではないでしょうか。
ですが白ワインにも赤ワインに負けないくらい健康効果のある成分が含まれています。
赤ワインと白ワイン、どちらが健康にいい?
赤ワインには、なんといってもポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールには抗酸化作用があるため、アンチエイジング効果や動脈硬化予防に効果的です。最近では、認知症予防や脳の記憶力向上効果などもわかってきたそうです。
赤ワインにはポリフェノールが白ワインよりも多く含まれているため「赤ワイン=健康」のイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
しかし、実は赤ワインよりも白ワインのほうがポリフェノールの質が良いのはご存じですか?
白ワインに含まれるポリフェノールは分子のサイズが小さいので、体への吸収が赤ワインよりも優れています。これにより、早く抗酸化作用の効果が表れるようです。
また白ワインには有機酸が多く含まれています。有機酸には殺菌力や整腸作用、疲労回復などの効果があることも分かっています。
赤ワインと白ワインでそれぞれ健康効果が異なるため、自分に必要な効果を考慮して選んでもいいかもしれませんね。
白ワインの健康効能3選
ここからは、白ワインの健康効能について紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
暑い時期におすすめ!強力な殺菌効果
白ワインにはリンゴ酸や酒石酸などといわれる有機酸が含まれており、強い殺菌力があることがわかっています。
有機酸は大腸菌やサルモネラ菌などの食中毒を引き起こす菌に効果的です。カルパッチョや生牡蠣などの生ものと一緒に白ワインを飲むことは、おいしいだけでなく健康にも良い食べ合わせといえます。
食中毒が気になる夏の暑い時期に、白ワインはぴったりです。
生活習慣病の予防
白ワインに含まれるポリフェノールには、生活習慣病を予防する効果があります。
生活習慣病や老化促進の原因となる活性酸素を抑えることで、動脈硬化や心疾患を予防でき、シミやしわなどの老化による肌トラブルを防いでくれます。
一般的に赤ワインのほうがポリフェノール含有量は多いですが、必ずしも抗酸化力も上回るというわけではありません。
銘柄によっては、白ワインのほうが高い抗酸化力を持つ場合もあります。おいしく飲めて、十分な効果が期待できればうれしいですよね。
デトックス効果
白ワインには、むくみ防止などデトックス効果があります。
白ワインに含まれるカリウムが過剰な塩分の吸収を抑え、尿として排出するのを助ける働きによるものです。
塩分の多いおつまみや料理を食べるとお酒が進みますが、翌日むくんでしまうことも。そんな時にお酒を白ワインに変えることで、塩分の排出を促してむくみを予防できます。
とはいっても大量に飲んでしまっては効果も半減してしまうので、適切な量で楽しんでくださいね。
健康に良いワインの適量
厚生労働省の提唱するガイドラインによれば、「節度ある適度な飲酒は、1日平均純アルコールで約20g」としています。
これは、ワインでいうと「グラス2杯分」に相当します。
ワインのアルコール度数の目安は12%で、白ワインは10~12%。赤ワインよりもアルコール度数が少ない傾向にはありますが、飲みすぎてしまってはメリットを享受でないだけでなく逆に健康を害してしまいます。
適切なお酒の飲み方
- お酒と一緒に水を飲む
- 食事をしながら楽しむ
- 週2日程度の休肝日を作る
お酒と一緒に水を飲む行為はチェイサー(和らぎ水)と呼ばれ、胃やのどへの刺激をやわらげてくれます。また食事とお酒を一緒に楽しむことで、アルコールの吸収を抑えてくれる効果も期待できます。
お酒を続けて飲むと胃や肝臓、腸に負担をかけるため、2~3日飲酒したら1日休むなど臓器の働きを回復させるよう努めましょう。
それ以外にも21時以降の飲酒は太りやすくなったり、眠りが浅くなり睡眠の質を下げてしまうこともあります。
自分の体調にあわせて、飲みすぎてしまわないよう注意しましょう。
まとめ
白ワインはおいしいだけでなく、たくさんのメリットがあることをわかっていただけたでしょうか。
お酒の楽しみ方はさまざまですが、せっかく飲むなら体に負担をかけずおいしく飲みたいですよね。
この記事を参考にして、健康な日々を過ごしてください。