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ワインの名前はおしゃれで難しい?名前の付け方やラベルの読み方を解説
ワインの名前やラベルの内容は、法則を知るだけである程度理解することができます。ワイン初心者の方でも、一気にワインに詳しくなれるでしょう。
名前がおしゃれな高級ワインも含めてご紹介します。
ワインの名前│ラベルに書かれているのは「いつ・どこで・誰が」
ワインの名前には主に生産地や品種、ブランド名が使用されています。
例えば”シャトー・マルゴー”は、産地(シャトー)とブランド名(マルゴー)を組み合わせた名前です。その他、生産者が独自に付ける場合もあります。
ワイン名の他にラベルに記載されているのは、「いつ・どこで・誰が」造ったワインなのかの内容です。
ワインラベルの一般的な記載内容
- いつ:原料となったブドウの収穫年
- どこで:生産国や原産地
- 誰が:生産者の名前
他にもアルコール度数や、どのように造られたワインなのかを記載している場合もあります。
旧世界と新世界のラベルの違い
ワインの「旧世界」と「新世界」とは、ワインの産地を示す用語です。
旧世界は数百年以上も昔からワイン造りが行われている国々を指し、長い歴史の中で伝統的な製法や規制が確立されています。
一方で新世界は、比較的新しくワイン造りが盛んになった国々です。
ラベルの大きな違いとしては、強調している内容です。旧世界は生産地の地名や地域名が強調され、新世界は品種名が強調されています。
それぞれがワイン造りにおいて、どの部分を重んじているのかの違いです。
旧世界のラベル
旧世界ワインは、主にヨーロッパが生産国のワインです。
ラベルでは生産地の地名や地域が大きく記載されています。基本的に品種の記載がありません。
これはそれぞれの地域で特定の品種が栽培されており、地名自体が品質やスタイルを示すためです。産地の土壌や気候によってワインの個性が大きく異なると考えられています。
ラベルには古典的なフォントや紋章などが使用され、歴史を感じるデザインが多いのも特徴です。
新世界のラベル
新世界は、主にヨーロッパ以外のワイン産地を指します。旧世界のラベルよりわかりやすくワインの情報が記載されているのが特徴です。
新世界のワインは単一のブドウ品種で造られていることが多く、ラベルにはブドウ品種が分かりやすく強調されています。品種の持つ特徴が、ワインの個性を決めている大きな要因だと考えられているためです。
新世界のワインラベルは消費者に分かりやすく、旧世界よりも柔軟な傾向があります。モダンで魅力的なデザインのラベルが多いです。
名前もおしゃれな高級ワイン一覧
ロマネ・コンティ:一度は飲みたい憧れ
ロマネ・コンティは、希少性と品質の高さで世界的に有名なワインです。フランスのブルゴーニュ地方の畑の名前が由来になっています。
妖艶でエレガントさを感じる味わいと、飲んだ後の芳醇な香りの余韻が堪らない最高級ワインです。
アムール・ド・ドゥーツ:マドンナの愛するシャンパン
酸味や甘味、香りの調和に優れた高級シャンパンです。アムールとはフランス語で愛を意味します。
その名が示す通り、優しくて艶やかさを感じる味わいが魅力です。マドンナが愛飲しているシャンパンとして知られています。
シャトー ローザン セグラ:CHANELが手掛けるヴィンテージワイン
CHANELが手掛ける歴史ある高級赤ワインです。世界的な人気があり、マルゴーの格付けが第2級のワインとして評価されています。
花の香りと繊細な味わいで、滑らかさの中にも濃厚さを感じられる味わいが特徴です。
Purple Reign:紫色の神秘的なワイン
美しい紫色が特徴の白ワインです。すっきりとした飲み口の中にも、ブドウの果実感をしっかりと感じられます。
この神秘的で美しい紫色は、人工的な着色料によるものではありません。抗酸化作用のあるチョウマメを使用することで実現した色合いです。よって健康にも配慮されています。
贈答用としても人気ですので、ぜひ1度味わってみてください。
まとめ
ワインの名前やラベルからは、多くの情報を知ることができます。ワイン選びがよりいっそう楽しみになるでしょう。
特に旧世界と新世界のラベルの違いはハッキリしているので、ショップでワインボトルのラベルを見てみるのも楽しいはずです。