menu

あなたに合ったワイン資格を見つけよう!憧れのソムリエって誰でもなれるの?

初心者向け豆知識

「ワインをもっと知りたい」、「ワインに少し詳しくなったのでワインの資格に挑戦してみたい」と思ったことはありませんか?

日本で受験できるワイン資格はたくさんあり、どれを受験すればいいのか自分で判断することは難しいものです。

今回は受験する資格の選択に悩む方に向けて、それぞれの試験の特徴やおすすめを紹介します。こちらの記事を読めば、自分にぴったりの資格が選べるようになりますよ。

ワインの資格って誰でも取れるの?

ワインテイスティング

ワイン資格は受験の条件が厳しくないものを選べば、誰でも習得可能です。日本で習得できるワインの資格はソムリエ資格やドイツワインケナー、日本ワイン検定など種類豊富です。

ワイン関係の仕事に従事した経験がなければ受験できない資格もあれば、20歳以上のお酒を飲める年齢ならば受験可能な資格もあります。

ワインの資格の種類と難易度

勉強

先ほどワインの資格は種類豊富だと紹介しました。今回はその中でも代表的なワイン資格と難易度を紹介します。

まずは受ける資格を決めるために、それぞれの試験の特徴を把握しましょう。

日本ソムリエ協会認定資格|ソムリエ呼称・ワインエキスパート

日本ワイン市場で最も有名なワイン資格は、日本ソムリエ協会認定資格のソムリエ呼称・ワインエキスパートです。

ソムリエ呼称とワインエキスパートは、1次試験である筆記試験の難易度は大きく変わりません。しかし2次試験以降はそれぞれの資格により試験内容が異なります。

ソムリエ呼称はワイン関係の職業従事経験がフルタイムで通年3年以上の経験が必要です。趣味で資格をとるのであればワインエキスパートを受験することになります。

試験の合格率は30%前後と難易度が高く、実務で役立つ本格的な資格です。

資格名合格率
日本ソムリエ協会認定資格|ソムリエ呼称30.1%
日本ソムリエ協会認定資格|ワインエキスパート32.9%
※公式資料より参照/2022年度合格率

WSET|Level 1~Level 4

WSETはWine & Spirit Education Trust(ワインとスピリッツの教育企業合同)の略で、国際的な酒類教育機関です。難易度は4段階に分かれているので自分のレベルに合わせて受験できるのが魅力的。

世界70カ国で実施されている資格のため、国際的な場でソムリエとして活躍したい方向けの資格となります。

国際的な効力があるものの日本ではまだ知名度が低いのが現状です。日本でソムリエとして活躍したいのであれば、まずは日本ソムリエ協会認定資格から挑戦するといいでしょう。

資格名難易度
WSET|Level 1初心者
WSET|Level 2初級~中級
WSET|Level 3上級レベル(日本ソムリエ協会認定資格と同等の難易度といわれている)
WSET|Level 4最上級資格(日本語の試験はないため英語等で受験する)
※公式HP参照/合格率は不明

全日本ソムリエ連盟(ANSA)|ワイン検定

ワインをもっと楽しんでいただくことを目的にした、ワイン消費者向けの検定です。受験料もほかの資格と比べ低価格で、趣味の範囲で楽しむためにぴったりの資格です。

なんと4~5級は1,100円(税込)で受験可能。1級でも5,280円(税込)と低価格で受験できます。

ワイン検定は1級から5級までの階級があり、難易度を自分で選べるため初心者の方でも取り組みやすい資格です。どんどん上級を目指して挑戦し、ステップアップを実感できるのも魅力ですね。

資格名難易度
ワイン検定4~5級ワインの魅力をご自身で楽しめる
ワイン検定3級基礎知識を習得している
ワイン検定2級魅力を理解し、第3者に提供できる
ワイン検定1級最上級資格(日本語の試験はないため英語等で受験する)
※公式HP参照/合格率は不明

目的別のおすすめワイン資格

ワインテイスティング

これまで代表的なワインの資格を紹介しました。どの試験を受けるか悩んでいる方に向けて、目的別におすすめのワイン資格を紹介します。

ワイン初心者の趣味としておすすめの資格

ワイン資格を趣味で持ちたい場合に一番おすすめなのは、全日本ソムリエ連盟のワイン検定です。難易度が選べるため初心者にも易しく、リーズナブルな価格で挑戦できることがおすすめの理由です。

デメリットは認定バッチが付与されず、合格証明は認定書や認定カードであること。

「せっかく資格を取るのなら認定バッチが欲しい」という場合は難易度や費用はかかりますが、日本ソムリエ協会認定資格のワインエキスパートやWESTのLevel 1~Level 4を受験するといいでしょう。

ワインのプロを目指したい人におすすめの資格

ワインのプロを目指すのであれば、日本ソムリエ協会認定資格のソムリエ呼称またはワインエキスパートを受験するのがおすすめ。

日本で最も認知されている資格でワイン業界に従事するほとんどの方が最初に受験します。

ソムリエ呼称は3年以上の実務経験が必要なので、飲食店やワイン業界で働いた経歴がない場合はワインエキスパートからスタートしましょう。

おわりに

ソムリエ

今回は数あるワイン資格の中から代表的なものをピックアップして紹介しました。これまで紹介した資格は知名度も高く、合格すれば自分の自信につながること間違いありません。

趣味で楽しむ方もプロを目指す方もワインライフを充実させるために、自分にあった資格に挑戦してみてはいかがでしょうか。

ワインを深く知れば、ワインを飲む時間がよりいっそう充実することでしょう。

関連記事

こちらの記事もよく読まれています