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ワインを飲むコツをわかりやすく解説|素敵な所作で美味しく楽しもう 

初心者向け豆知識

奥深い魅力にあふれたワインというお酒は、飲み方やマナーが難しい印象がありませんか?

実は難しそうに感じるかもしれませんが、ワインは簡単なコツやマナーをおさえれば誰でも手軽に楽しめる親しみやすいお酒です。

今回はワイン初心者の方に向けて、自宅で美味しく飲むためのコツやマナーについて紹介します。

自宅でワインを美味しく飲むためのコツ

「家で飲むワインはイマイチ美味しくないな」と思った経験はありませんか?実はワインを美味しく飲むためには、いくつかのコツがあります。

今回はワインを自宅で美味しく飲むためのコツを3つ紹介します。

温度を調整する

ワイン温度

それぞれワインのタイプにより、飲み頃の温度が異なります。ワインの種類別に適切な温度を紹介します。

ワインのタイプ適温
赤ワイン16~17℃(常温よりやや冷たい温度)
白ワイン
ロゼワイン
6~9℃(ひんやりとした温度)
スパークリングワイン5~7℃(ビールのようにキンキンに冷えた状態)

赤ワインは「冷やすのはNGで常温で飲む」というイメージがある方も多いかと思いますが、これはヨーロッパの涼しい気候においての“常温”です。

赤ワインを日本で楽しむときは飲む前に冷蔵庫で30分程度冷やしておくと、程よい温度になります。

また白ワインは冷やしすぎると香りや味わいの感じ方が鈍くなるので、赤ワインとは逆に飲む15~30分前に冷蔵庫から取り出しておくといいでしょう。

料理とワインの相性を意識する

ペアリング

料理とワインの相性は味わいの印象を大きく左右する要素のひとつです。あまいチョコレートを食べた後にみかんを食べると酸っぱく感じるように、ワインと食事にも相性のよしあしがあります。

意識的に料理に合わせてワインを選ぶようにすると、よりいっそう美味しくワインを楽しめます。

有名な食材とワインの組み合わせといえば「魚には白ワイン」、「肉には赤ワイン」ですよね。しかし他にも組み合わせのコツがたくさんあるので、勉強してみると面白いですよ!

自分で組み合わせるのが難しい場合は、ワインを購入するときにPOPや説明文に注目してみましょう。説明欄におすすめの料理が記載されていることがあるので参考にしてみるといいでしょう。

苦手なワインは無理に飲まない

ワインカクテル

「美味しそうだと思って購入したけれど、口に合わず全部飲めそうにない」というときはワインにジュースや炭酸水を割ってカクテルとして飲むことをおすすめします。

おすすめのワインカクテルは下記の通りです。

カクテル名材料
キティ赤ワイン:ジンジャーエール=1:1
オペレーター白ワイン:ジンジャーエール=1:1
ビア・スプリッツァー白ワイン:ビール=1:1

苦手なワインを無理に飲んで嫌いになってしまうのは非常に残念なことです。美味しいと思える飲み方で美味しく飲み切るように心がけましょう!

綺麗なワインの飲み方をしよう!マナーを解説

外出先の店でワインをいただくときに「ワインのマナーがわからず、不安でワインを楽しめなかった」という経験はありませんか?

そんな方のために外出先でワインをいただくときのマナーを解説します。飲むときのマナーをマスターして、外出先でも綺麗な所作で美味しくワインを楽しみましょう!

乾杯するときにグラスはぶつけない

乾杯

日本ではグラス同士をぶつけて乾杯することが一般的ですが、ワイングラスで飲むときはマナー違反。ワイングラスは非常に薄く繊細なので、ぶつけることで割れてしまうリスクがあるためです。

乾杯をするときは微笑みながら相手の目を見つめ、ワイングラスを胸の高さ程度まで軽く持ち上げて「乾杯」と言いましょう。

グラスの飲み口が汚れたら手で拭う

食事中と共にワインをいただくとき、料理の油や口紅でグラスの飲み口が汚れてしまったという経験はありませんか?

飲み口が汚れた場合はそのまま放置せずに、指先で拭って汚れを取りのぞき綺麗な見た目を維持するのがワインを飲むときのマナーです。

ワインを口にする前にナプキンで軽く口元を抑えるとグラスが汚れづらくなるので、併せて実践するとなおよいでしょう。

ゆっくりと時間をかけて楽しむ

ワインは温度や時間の経過で味わいが変化するため、ゆっくりと時間をかけて楽しむお酒です。ビールを飲むときのようにゴクゴクと勢いよく飲んでしまうのは残念な飲み方です。

ワインを飲むときは香りや味わいを楽しみながら、ゆったりとした時間を楽しむようにしましょう。

ワインを注がれるときはグラスに手を添えない

ワイン注ぐ

ワインボトルを注文した場合に、お店のスタッフや同席者の方にワインを注がれることもあるでしょう。

よかれと思いグラスを持ち上げたり、手を添えたりした経験があるかもしれませんが、実はマナー違反。予期できない動作によりグラスを倒してしまい、ワインをこぼす可能性があるので控えましょう。

注いでもらうときは、会釈をして感謝の意を示せば充分に気持ちは伝わりますよ。

おわりに

ワインを楽しむ

今回はワインを美味しく楽しむためのコツやワインのマナーを紹介しました。

美味しく飲むコツやマナーをしっかりとおさえて、ワインを楽しむ時間をより素敵なものしてくださいね。通のような素敵な所作でワインを楽しみましょう!

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