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紫のお酒を集めました!ビールや日本酒、ワインまで幅広くご紹介
紫といえば何を連想しますか?ぶどうやアジサイ、茄子、アメジスト・・・さまざまな答えがあるでしょう。
しかし、「紫のお酒」といわれると、すぐ答えられる方は少ないはずです。
本記事では、ビールや日本酒、ワインから紫のお酒を集めてご紹介していきます。「紫のお酒には何がある?」「珍しいお酒を試してみたい」という方必見です。
紫色のお酒一覧
「紫色の飲み物をまったく見たことがない」という方はいらっしゃらないでしょう。
ノンアルコールドリンクでは、ブドウジュースやベリーを使ったスムージーなどがあり、さほど珍しくありません。
たとえば、スターバックスでは2022年のハロウィン時期に紫芋を使用した「パープル ハロウィン フラペチーノ」が、2021年セブンイレブンからは数量限定で「バタフライピーソーダ」が販売されていました。
いっぽう、お酒では紫色は珍しい色といえます。
「ブドウサワーや酎ハイなら紫だし、コンビニでも買える」と、ご指摘を受けるかもしれません。
とはいえ、ビールや日本酒、ワインなど、「何も混ぜない状態のお酒で」と限定されると思い浮かぶお酒は少ないはずです。
ビール
ビールでは、2つのブルーベリーを使用したエールビールをご紹介します。
日本にスーパーやコンビニで多く売られているのはラガービールで、「すっきりとしたシンプルな味わい」が特徴です。
対して、エールビールは、フルーティーな香りが特徴で個性が強く、ワインの代わりに発展したともいわれています。
サンクトガーレン ホエイサワーエールブルーベリー
サンクトガーレンのホエイサワーエールブルーベリーは、日本初のホエイの乳酸菌を活用したサワーエールです。
チーズを製造するときに用いるホエイ乳酸菌で発酵させているため、乳酸菌の酸味にブルーベリーの甘みがバランスよく調和しています。
ブルーベリーがたっぷり使われているので、泡までしっかりブルーベリーの深い紫色に染まった見た目にも美味しいエールです。
安房麦酒 ブルーベリーエール
安房麦酒のブルーベリーエールは、イギリスとドイツから輸入したモルトを贅沢に使用した麦芽100%のエールです。
ブルーベリーをふんだんに使用しているため、赤ワインのような色合いと口当たり。
ブルーベリーのフルーティーな香りが強いので、ビールはあまり好まないという方でも飲みやすく仕上がっています。
日本酒
日本酒では、古代米を使用したお酒をご紹介します。
古代米とは、「昔の稲が持っていたと推測される特徴を持った稲の品種」です。(参照:農林水産省ホームページ)
玄米の表面の部分に色がついており、赤い色の米を「赤米」、濃い紫色の米を「黒米(紫黒米)」と呼んでいます。
井坂酒造店 古代さけ 紫しきぶ
画像出典:楽天市場
茨城県にある酒造井坂酒造店の古代さけ 紫しきぶは、茨城県産の赤米が使用された純米酒です。
まろやかな旨味と適度なドライ感が、ロゼワインを思わせます。濃厚どっしりかつ華やかな味わいなので、食前酒やデザート代わりにいかがでしょう?
色はとても可愛らしい薄い赤紫とはいえ、日本酒なのでアルコール度数は15%としっかりめ。見た目と飲みやすさに惑わされずに、ゆっくりと味わいましょう。
向井酒造 古代種米酒 伊根満開
向井酒造の伊根満開は、女性の杜氏によって造られていることでも有名なお酒です。京都の伊根町で育てられた古代米「紫小町」と京都産の白米を原料に造られています。
ロゼワインのようなほのかな果実味のある甘酸っぱさと、とろりとした濃厚さが魅力。
常温ストレートで純粋な風味を味わうのはもちろん、ソーダ割ではじけるような香りを楽しむのもいいでしょう。
焼酎
スーパーやコンビニで見かける焼酎の色は透明なので、紫は想像しにくいかもしれません。
焼酎でご紹介したいのは、しその焼酎です。
合同酒精 赤鍛高譚
「鍛高譚」は飲食店やコンビニ、スーパーでもよく見られ、しそ焼酎の定番ともいえるでしょう。
「赤鍛高譚」は、鍛高譚に使われている北海道白糠町産の赤しそを5倍以上も使用。美しいルビーのような赤紫色に仕上がりました。
低温で赤しそをじっくり浸漬して素材のよさを抽出したことで、凝縮された赤しその風味や香りが味わえます。
壱岐の蔵酒造 しそスパークリング
壱岐の蔵酒造のしそスパークリングは、珍しいしそのスパークリング焼酎です。麦焼酎をベースに壱岐産天然しそをふんだんに使用しています。
口当たりは非常に軽く、赤しその爽やかな香りと炭酸のはじける華やかさが特徴。
アルコール度数は7度と通常の焼酎に比べるとかなり低めで、アルコールが苦手な方でも飲みやすいです。
ワイン
ワインには赤や白、ロゼなどさまざまな色があります。
もともとブドウが原料で造られているので、赤は濃い赤紫、ロゼは薄い赤紫に見えなくもないでしょう。
とはいえ、赤やロゼが紫色の答えだとしたら、あまりにもお粗末な記事です。
ここでは、誰もがうっとりしてしまうほどに美しい紫色のワインをご紹介します。
Shizuku Japan パープルレイン
紫ワインパープルレインは、西オーストラリアで生まれました。
紫色をしていますが、セミヨンやソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネで造られた王道の辛口白ワインです。
神秘的な紫色の秘密は、チョウマメという植物の自然の色素。
パープルレインの生産者の奥様は健康志向の強い人で、奥様好みの無添加・無着色のワインを造りたい気持ちがチョウマメにいきついたそうです。
チョウマメには抗酸化作用があり、ワインの酸化防止剤の代用になるのはもちろん、アンチエイジング効果や生活習慣病予防の効果も期待できます。
愛する人への想いが創り出した紫ワインを、特別な日のギフトにするのはいかがでしょうか?
Shizuku Japan パープルフレイム
パープルフレイムも、パープルレインと同じワイナリーで生まれた紫ワインです。紫色にはチョウマメが使われてします。
パープルフレイムはマスカットを使用した単一品種の白ワインで、まろやかなフルーティーさが特徴です。
アルコール度数6.5%と一般的なワインよりも低アルコールなので、お酒が苦手な方にも飲みやすい仕上がりになっています。
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パープルレインとパープルフレイムは、小さなワイナリーで造られているため、品切れになることもしばしば。
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華やか!紫のカクテルレシピ4選
紫のカクテルを作るときには、パルフェタムールというリキュールがよく使われています。パルフェタムールとはフランス語で「完全な愛」という意味です。
ニオイスミレや柑橘類を原材料にしたリキュールで、フローラルな甘い香りと鮮やかな紫色という特徴。
一言でパルフェタムールといっても、ボルスやマリーブリザール、メラーナーなど銘柄があり、味わいもさまざまです。
ジュテーム
ジュテームは、パルフェタムールと白ワインをステアするシンプルなカクテルです。やや濃いめの甘口カクテルなので、食前酒に向いています。
【材料】
- パルフェタムール
- 白ワイン
【作り方】
- 細かく砕いた氷をワイングラスに入れる
- パルフェタムールと白ワインを1:2の割合で注ぐ
- 軽く混ぜる
スパークリング・パープル
スパークリング・パープルもワインベースのカクテルで、スパークリングワイン(白)を使用します。
グレープフルーツジュースの酸味が合わさり、爽やかさとフルーティーさの際立つカクテルです。
【材料】
- パルフェタムール
- グレープフルーツジュース
- スパークリングワイン(白)
【作り方】
- シャンパングラスにパルフェタムールとグレープフルーツジュース、スパークリングワインの順に1:2:9の割合で注ぐ
- 軽く混ぜる
ブルームーン
ブルームーンは、青みのある紫色のカクテルです。「ブルームーン=青い月」は1年に1回の珍しい現象であることから、「奇跡的なこと」というポジティブな意味があります。
いっぽう、「無理な相談」というカクテル言葉があり、お断りのサインとして使用されていたようです。
【材料】
- パルフェタムール
- レモンジュース
- ジン
【作り方】
- パルフェタムールとレモンジュース、ジンを1:1:2の割合でシェイカーに入れる
- 材料をシェイクして、カクテルグラスに注ぐ
フルーティーで口当たりのいいカクテルですが、29度とアルコール度数は高めなので飲みすぎに注意しましょう。
みょうがのジントニック
最後に和テイストのカクテルをご紹介します。みょうがのジントニックを考案したのは、渋谷にある「Bar Rocaille」の店長の板橋広通さん。
みょうがの爽やかな香りとほのかな苦みが感じられ、上品な大人のカクテルです。
【材料】
- みょうが
- ジン
- ライムジュース
- トニックウォーター
【作り方】
- タンブラーにカットしたみょうが(1/2個)とジン、ライムジュースを少量入れる
- みょうがをすりつぶす
- 氷をタンブラーに入れる
- トニックウォーターを加えて混ぜる
みょうがのスライスを浮かべると、一層華やかな印象になります。
まとめ
さまざまな紫のお酒をご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?
珍しい紫のお酒は、美しい見た目はもちろん味わいも非常に魅力的。いつもの晩酌を有意義な時間にしてくれること間違いありません。
紫色は、世界的に気品ある色や厳かな色として捉えられており、紫のお酒は贈り物としても最適です。
紫のお酒とともに、大事な人へ特別な想いを届けてみませんか?