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かっこいいワインの頼み方を学ぼう!初心者でもスマートに注文する方法を解説

豆知識

デートや接待などでレストランを利用するとき、ワインをかっこよく頼みたいと思ったことはありませんか?

本記事では、「ワインオーダー時にあたふたしてしまう」「かっこよくワインを注文できるようになりたい」という方に向けて、ワインをかっこよく注文する秘訣を紹介します。

最後まで読めば、高級レストランでも緊張することなくスマートにワインをオーダーできるようになりますよ。

高級レストランでかっこよくワインを頼むコツ

乾杯

「高級レストランでワインを注文するとき、ソムリエを前に緊張してしまう」という方は多いのではないでしょうか?

とくに、ホストとしてレストランにいるときは、ソムリエにワインをスマートにオーダーして慣れた姿を見せたいものです。

ここでは、知識があまりなくてもワインをかっこよく頼む方法を紹介します。

【かっこいいワインの頼み方①】ソムリエに要望を伝えて選んでもらう

「ソムリエにおすすめワインを聞いたものの、何をいってるのかよくわからない…」という経験はありませんか?

ワインの知識に自信がない場合は、おすすめを聞くよりもソムリエに要望を伝えて選んでもらいましょう。

ソムリエに要望を伝えるときのコツは、以下の3つです。

  • 注文したいワインの色や量をあらかじめ伝える
  • 飲みたいワインのイメージや苦手なタイプを伝える
  • 料理に合わせる場合は、料理に合うワインを頼みたいと伝える

ソムリエにおすすめを選んでもらったほうが、あれこれ迷う姿を見せるよりもずっとスマートです。なによりイメージや料理に合った美味しいワインを提供してもらえます。

【かっこいいワインの頼み方②】ペアリングコースを活用する

高級レストランでコース料理を頼む場合は、ペアリングコースが便利です。ペアリングコースとは「コース料理の1皿ずつに合わせて、相性のよいワインをグラスで提供してくれるサービス」です。

ペアリングコースさえ注文してしまえば後はソムリエにすべて任せておけばいいので、気持ちを楽にして料理とワインの組み合わせを楽しめます。

料理に合わせてワインを選んでほしいときは、「ペアリングコースでお願いします」と一言伝えれば完璧ですよ!

【かっこいいワインの頼み方③】リストを指差して注文する

「頼みたいワインが見つかったけど、名前が難しすぎて読み上げる自信がない…」というときは、リストを指さして注文するとよいでしょう。

注文するときは、ソムリエにリストを見せながら「こちらのワインをお願いします」とワインの名前を指さすだけです。

また、ソムリエに予算を伝えるときにも、リストの指さしが活用できます。リストの金額部分を指さしながら「これくらいの価格帯で」と予算を伝えましょう。

同席者にワインの予算が知られたくないときは、ぜひ活用してみてくださいね。

美味しいワインを選んでもらえる頼み方を解説

「ソムリエにワインを選んでもらっても、なぜか好みとズレてしまう」という方は、伝え方がうまくいっていないのかもしれません。

ここでは、ソムリエにまかせる場合に、美味しいワインを選んでもらえる頼み方を解説します。

ちょっとした要点をおさえるだけで、自分好みのワインを選んでもらえる確率が高まりますよ。

スパークリングワインの頼み方

スパークリングワイン

スパークリングワインと一口にいっても味わいのバラエティーが豊かなので、ボトルオーダーするときはしっかりと好みを伝える必要があります。

スパークリングワインを頼むときは、酸や風味、熟成感、泡の強さの好みを伝えるようにしてください。

  • 酸:穏やか or しっかりめ
  • 風味:柑橘系 or ベリー系 or りんごや洋なしなどの有核果実系
  • 熟成感:フレッシュタイプ or 熟成タイプ
  • 泡の強さ:強め or 控えめ

酸や風味、熟成感、泡の強さを的確に伝えると、「炭酸が強すぎて苦手」「酸味や風味の好みが合わない」といった好みの不一致を避けられます。

また、スパークリングワインをグラスは種類が少ない場合が多いため、要望を細かく伝えても用意できない可能性があります。強いこだわりがある場合は、ボトルでの注文がおすすめです。

白ワインの頼み方

白ワイン

白ワインを頼むときは、ボディや酸、風味、熟成感を意識して注文します。

  • ボディ:軽め or重め
  • 酸:穏やか or しっかりめ
  • 風味:柑橘系 or りんごや洋なしなどの有核果実系 or トロピカルフルーツ系
  • 熟成感:フレッシュタイプ or 熟成タイプ

ボトルで注文するときはもちろん、グラスの白ワインの場合も何種類か選べる場合が多いので好みを伝えるほうがよいでしょう。

赤ワインの頼み方

ワインサーブ

赤ワインを頼むときは、ボディや渋み、酸、風味、熟成感を意識して注文します。白ワインと同様にグラスで頼む場合も、何種類か選べる場合が多いので好みを伝える方がよいでしょう。

  • 渋み:穏やか or 強め
  • ボディ:軽め or 重め
  • 酸:穏やか or しっかりめ
  • 風味:赤系果実系 or 黒系果実系 or スパイシー系
  • 熟成感:フレッシュタイプ or 熟成タイプ

また、ワインを頼むときに言葉で伝える自信がない場合は、過去に飲んだ好みのワインの写真があれば活用するのもおすすめです。

どの種類のワインでも共通で使える方法なので、好みの味のワインを見つけたら写真をとる習慣を身につけましょう!

ワインを注文するためにおさえたいワインの知識

ワインをかっこよく注文したいなら、注文の仕方やコツばかりではなくワインの知識も大切です。

  • ぶどう品種
  • ワインの色と料理の相性
  • ワインを注文する順番

ワインの基礎知識は、ソムリエに要望を伝えるときや自分でワインを選ぶときに活躍ので、ぜひおさえておきましょう。

基本のぶどう品種を覚える

ぶどう

ワインは原料となるぶどう品種により、味わいがある程度推測できます。基本のぶどう品種と個性を覚えておけば、ワインを選ぶときに便利です。

白ワイン用ぶどう品種個性
シャルドネ果実味豊か
ソーヴィニヨン・ブランさっぱり
シュナン・ブラン香り豊かでリッチな味わい

赤ワイン用ぶどう品種個性
ピノ・ノワール軽やかで飲みやすい
カベルネ・ソーヴィニヨン濃厚で渋みがある
メルローなめらかな味わい

同じぶどうでも、品種ごとに個性が違うとがわかります。

品種を覚えるうちに、好みのぶどう品種も出てくるはずですよ。

料理に合うワインの色を覚える

ワインサーブ

料理に合うワインの色を覚えると、ワイン選びが簡単になります。「赤ワインは肉、白ワインは魚が合う」がまずは基本です。

料理とワインを合わせる場合は、食材や調味料の色に合わせて選びます。白身肉や白いソースには白ワイン、赤身肉や赤・茶のソースには赤ワインを合わせるとよいでしょう。

実際に料理ごとに相性のよいワインを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

料理ワイン
牛肉のステーキフルボディの赤ワイン
マグロのタルタルライトボディの赤ワイン
チキンのクリーム煮フルボディの白ワイン
白身魚のカルパッチョ・ライトボディの白ワイン
・スパークリングワイン
サーモンマリネライトボディのロゼワイン

慣れない間はソムリエに手伝ってもらいながら、少しずつワインと料理の組み合わせの知識を増やしていきましょう。

ワインを注文する順番を覚える

ワイン

ワインには、飲む順番があるとご存知でしょうか?

飲む順番は「スパークリングワイン→白ワイン→ロゼワイン→赤ワイン→デザートワイン」が定石です。

ワインは重いものを先に飲んでしまうと味が正しく感じられません。一般的にワインが赤く色づくほど味わいが濃くなるため、白ワインを飲んでから赤ワインを飲むようにします。

ワインをオーダーするときは、すべてのワインが美味しく飲めるように飲む順番を覚えて注文しましょう。

カジュアルな飲食店では自分で選ぶ必要がある場合も!

ワインの注文

高級レストランだけでなく、カジュアルな飲食店でワインを飲む機会もあるでしょう。

カジュアルな飲食店ではソムリエがいない場合も多く、ワイン選びをお願いできないケースもしばしば。

自分でワインを選ばなくてはならないときに活躍するのが、ワインの簡単な知識です。

「シャルドネを使ったワインはありますか?」「フルボディの赤ワインをください」と具体的に注文すれば、ワインの知識の乏しいスタッフ相手でも伝わります。

「ワインを注文するためにおさえたいワインの知識」をもう一度振り返ってみてください。

ワイン初心者でも焦らない!オーダー時に活躍するかっこいいセリフ5選

ワインの注文

ソムリエにワインを注文するときに、「どうしよう、何注文しよう」と焦ってしまった経験はありませんか?

あらかじめワインオーダー用にセリフを用意しておくと、ワイン初心者でもワイン通のように焦らずに注文できます。

【かっこいいセリフ①】乾杯に泡をお願いします

乾杯用にグラスでスパークリングワインを頼むときは、「乾杯に泡をお願いします」とお願いするとスマートです。

スパークリングワインは、ワイン用語で『泡』と呼ばれます。泡と呼ぶと通みたいでかっこいいですし、注文もスマートです。

乾杯にスパークリングを注文しておけば、食事中のワインがなかなか決まらなくても間が持ちます。食中のワインが決まっていないときは、泡を飲みながらソムリエと一緒に選んでみるのもいいですね。

【かっこいいセリフ②】料理に合わせて○○をください

食事に合わせてワインを選んでほしい場合は、「料理に合わせて赤(白・泡・ロゼなど)をください」と伝えるとスマートです。

「料理に合わせて」と条件を付ければ、要望のワインの色味を伝えるだけでペアリングを考えてもらえます。

自分でワインと食事のペアリングをするのはハードルが高いと感じる方は、サクッとソムリエにお任せしてしまいましょう。

失敗知らずで素敵なペアリングを楽しめますよ。

【かっこいいセリフ③】料理に合わせてペアリングコースをお願いします

料理ごとにグラスワインを注文する予定がある場合は、先にも登場したペアリングコースを活用するのがおすすめです。

料理ごとに相性のよいワインを選ぶのは大変ですし、料理が変わるごとに毎回注文していると会話のテンポも悪くなってしまうでしょう。

ペアリングコースなら「料理に合わせてペアリングコースをお願いします」と伝えるだけで、料理の提供と同時にソムリエが相性のよいワインを選んでくれます。

ペアリングコースはボトルオーダーと異なり、料理ごとにワインを合わせられるのが最大の魅力です。食事とワインの組み合わせを楽しみたい場合は、ぜひペアリングコースを活用してみてくださいね!

【かっこいいセリフ④】メインに合うワインをボトルでお願いします

ワインをボトルで頼む場合は、メインに合わせたワイン選びをするとよいでしょう。

ワインをオーダーするときに「メインに合うワインをボトルでお願いします」と伝えれば、メインに合わせて最適なものを選んでもらえます。

もし白・赤などワインの要望があれば、「メインに合う白ワインをボトルでお願いします」一緒に伝えましょう。

【かっこいいセリフ⑤】次は今飲んだワインより重め(軽め)のありますか?

ワインを追加で注文するときに、飲んでいるワインを基準に注文する方法もおすすめです。

「次は今飲んだワインより重め(軽め)のありますか?」と伝えれば、今飲んでいるワインを基準により重い(軽い)ワインを用意してもらえます。

「今飲んでいるワインは軽すぎてやや好みから外れる」「次はお肉だから今より重いワインが飲みたい」という場合に活用してみてくださいね。

おわりに

ワインサーブ

ワイン初心者でもかっこよくワインを注文するためには、レストランのソムリエを頼るのがベストです。

ソムリエにワイン選びを任せておけば、ある程度の情報を伝えるだけで美味しいワインを選んでもらえるので、ワイン選びのハードルも下がり、心から食事と会話を楽しめます。

とはいえ、カジュアルなお店では自分の力量を試されるときもあるはずです。また、ワイン選びに悩みすぎてグダグダになってしまう方やプロのソムリエを前に緊張してしまう方もいらっしゃるでしょう。

ぜひ、本記事でご紹介したワインを頼むコツやセリフを活用して、スマートにオーダーする姿を披露してください。

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