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【NG】選んではいけない喜寿のプレゼント3選!

お祝い

喜寿のお祝いは、何を選んだらいいか悩ましいですよね。目上の人を祝う場なだけに、絶対にNGなプレゼントだけは避けたい…!冷や汗をかきながらそう思う方も多いでしょう。

結論から申し上げますと、プレゼントに関してのNGポイントは2点です。

  1. お年寄り扱いするもの
  2. 目上の方に送るのにふさわしくないもの

以上を贈らなければ失礼にあたることはありません。

この記事では、NGなプレゼントとおしゃれなプレゼントの具体的な例を紹介します。最後まで読んで、喜寿のお祝いを成功させてくださいね。

喜寿とは

喜寿 とは

77歳になったときに長寿をお祝いする風習です。還暦(60歳)や古希(70歳)のお祝いは中国から伝わったものですが、喜寿は室町末期に日本で生まれた風習といわれています。

その当時では平均寿命も短く、77歳まで生き続けるというのは家族にとっても喜ばしいことだったのでしょうね。

日本発祥の風習でもあり7という数字は縁起がいいので、自分が喜寿になるのを楽しみにする方もたくさんいます。

ちなみに、喜寿の「喜」の字は草書体で書くと「㐂」であり、七十七に見えることが名前の由来です。

喜寿にNGなプレゼント3選

喜寿のプレゼントで選んではいけないものは以下の2つです。

  1. お年寄り扱いするもの
  2. 目上の方に送るのにふさわしくないもの

長寿をお祝いする場ではありますが、これからの健康と長生きを願うお祝いでもある喜寿では、老いを感じさせるものを送るのはNGです。

今の日本で77歳は元気な方も多く、お年寄り扱いされることを好ましく思わない方も増えています。

また、贈り物によっては贈ることに意味が込められていて、喜寿にはふさわしくない場合も多くあるので注意が必要です。

具体的な例を3つ挙げますので、こちらからプレゼントを選ぶのは避けた方がお相手を不快な気分にさせませんよ。

杖・老眼鏡

杖

実用的で喜ばれるだろうとプレゼントしたくなりますが、老いを感じさせるものにあたります。補聴器も同様に控えた方が無難です。

しかし一般的なマナーではふさわしくないといわれているだけなので、ご本人が欲しがっている場合や手元になくて困っている場合はプレゼントしても喜んでもらえるでしょう。

靴・靴下

靴 靴下

目上の人に踏むものや敷くものをプレゼントするのは、失礼にあたります。喜寿に限らず普段のプレゼント選びでも覚えておきたいマナーの一つです。

他にもカバンや時計などのビジネスに使うものを送るのも「もっと勤勉たれ」というメッセージが込められてしまいます。学生や後輩へ贈るときにはちょうどいいですが、目上の人にはプレゼントしない方がベターです。

ハンカチ

白い ハンカチ

葬儀で顔にかけることから、別れを連想させるハンカチのプレゼントはNGです。別れの涙を連想させるため、古くからプレゼントにはふさわしくないとされています。

しかし「近年では色付きのタオルであれば、実用的で贈ってもいいのではないか」という考えも広まってきました。線引きが難しくお相手が嫌がるかもしれないので、避けた方が無難でしょう。

喜寿にピッタリなプレゼントは?

喜寿のプレゼントの予算は1万円~3万円ぐらいが一般的といわれています。しかし値段はそれほど重要ではなく、何を送るのかが大事です。お相手がもらったら嬉しいものは何か考えながら選んでみてくださいね。

おしゃれなプレゼントにこだわるなら、喜寿のイメージカラーの紫色のプレゼントを贈るといいでしょう。紫色は品の高さや高級を象徴する色であり、古くから日本では身分の高い人が付けられる色であったとされています。

ちなみに、聖徳太子が定めた「冠位十二階(かんいじゅうにかい)」の最高位も紫色ですよ。

例えば、お酒好きな方なら紫色のワインを送るのはいかがでしょう?珍しさに驚かれるだけでなく、縁起の良い色のお酒を飲んで、忘れられない喜寿のお祝いになります。

愛する妻好みのワインを作る過程で、偶然紫色になったワイン

喜寿のお祝いはいつでもOK!

喜寿のお祝いは満77歳のときか、数え歳で祝うべきか悩みますが、どちらでもOKです。お祝いをする日も決まっていないので、元旦にお祝いする方やお誕生日に合わせて喜寿祝いをするのが一般的。

古くからの風習には決まりごとが多くて、あれこれ調べて取り計らうのは面倒くさいイメージがありますよね。しかし、喜寿のNGなポイントは「お年寄り扱いするもの」と「目上の方に送るのにふさわしくないもの」を送らない点だけです。

晴れのお祝いの日に堅苦しいことをいっては、お祝いされる方も疲れてしまいます。みんなで77歳の長寿への尊敬と、これからも健康で長生きしてほしい願いを込めて、楽しいお祝いの日にしてくださいね。

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