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飲んじゃダメ?腐ったワインの特徴と正しい保存方法解説!

初心者向け豆知識

「片づけをしていたら古いワインが出てきた!でもこれって飲めるの?」と悩んで調べた方にお答えします。

ワインは賞味期限がなく腐ることはありません。しかし保存状態が悪いと、開栓であっても劣化することはあります。

劣化したワインは味も風味も落ちてしまうので、煮込み料理に使いなどして工夫しましょう。

この記事では、劣化してしまったワインの見分け方と正しい保存方法を紹介します。是非参考にして、ワインを上手に活用してくださいね。

ワインは腐らない!しかし、劣化はする

ワイン 劣化 腐る

基本的に未開封のワインならば腐ることはありません。しかし、劣化して風味や味といった品質がおちることはあります。

劣化したワインは飲んだからといって健康に害があるものではありませんが、そのまま飲むのは美味しくないのでおススメしません。

煮込み料理に使うかホットワインなどにアレンジすることで、嫌なニオイも飛んで飲みやすくなりますよ。

コルク臭がする

湿った段ボールのようなニオイもしくは雑巾のニオイがするのは、コルクが腐っている「ブショネ」という状態です。

生産過程の段階で発生してしまうもので、新品のワインでも起こりうります。ワイン本来の香りを邪魔しているので、不快臭が強くて飲めるような状態ではありません。

色が変色している

コルクが乾燥すると、収縮してしまいワインの酸化を招きます。ワインは酸化すると茶色に変色するので、注いでみて確認しましょう。

赤ワインは判断が難しいですが、少量グラスなどに注いで傾けると分かりやすいはずです。

液漏れしている

コルクの脇からワインの液体が漏れている状態の事を液漏れといいます。空気が瓶のなかに入り込んで酸化を起こしてしまっている状態です。

温度が上がりすぎて熱膨張が起きると、コルクが押し出されて液漏れを起こします。夏場など気温が高い時期に起こりやすいので、注意しましょう。

気泡が発生している

ワインが発酵しすぎていると、このような現象が起きます。ワインは熟成させて発酵を促すことで味わい深くなるお酒ですが、この状態では寝かせすぎといえるでしょう。

適正な保存状態であれば家庭でも熟成は可能ですが、市場で出回っているワインは、飲み頃の状態で出荷されている場合が大半です。それ以上寝かせると飲み頃を逃してしまうので、早めに飲みましょう。

ワインの正しい保存方法

本来ワインは10年以上品質を保ち、むしろ味わい深くなるお酒です。しかし保存状態が悪いと、未開栓の状態でも劣化してしまいます。

  • 光にあてない
  • 適切な温度と湿度を保つ
  • 振動を与えない
  • 強いニオイから避ける

以上を注意することで、ワインの品質を家庭でも保つことができます。

密閉保存する

開栓してしまった場合でも、密閉することで酸化を抑えられます。ワインストッパーなどで止めると、寝かせても中身がこぼれないので安心です。

ただし、開栓後は細菌が混入している可能性もあります。劣化とは別に食中毒のリスクが上がるので、2~3日のうちに飲み切りましょう。

冷蔵庫で長期保存

冬場であれば床下収納や戸棚もおススメですが、冷蔵庫の野菜室がワインを保存する条件に殆ど一致しています。

ただし扉を頻繁に開くと振動が発生したり、漬物など臭いの強い物があるとコルクに臭い移りしたりするので注意しましょう。

ワインセラーで保管する

ワインを保存する条件全てが揃った場所は、やはりワインセラーですね。お値段が高いイメージがありますが、小型ならば1万円程度で手に入ります。

もしいつも冷蔵庫でワインを保管しているのならば、これを機にワインセラーを1台用意してみてはいかがでしょう?

熟成と保存は別!劣化をさせないように工夫しよう

ワインセラー

本来ワインは賞味期限のないお酒です。未開封であれば、腐るどころかむしろ味わいを増していきます。しかし、正しい保存方法でないと劣化していく一方です。

開栓後はワインの劣化とは別に細菌などが混入して、食中毒のリスクがあがります。栓を開けたワインは2~3日のうちに飲み切るようにしましょう。

また劣化して美味しくなくなったワインは、煮込み料理やホットワインなどでアレンジすると美味しく飲めるので、是非試してみてください!

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