menu

オーストラリアワインの魅力を紹介!プレゼントにも最適

2023年6月19日

オーストラリアワイン豆知識

多彩な品種と広い国土で、様々な種類が楽しめるオーストラリアワイン。自分で楽しむのはもちろん、おしゃれで美味しいワインギフトは女性にも男性にも喜ばれます。

ですが、種類も多くどれを選んでいいのか迷ってしまいますよね。

この記事では、オーストラリアワインの魅力や特徴とおすすめのワイン10選をご紹介します。オーストラリアワインを飲んだことのない方やプレゼントに考えている方も、ぜひ参考にしてみてください。

オーストラリアワインの魅力とは

オーストラリアワイン

自然豊かで広大な島国であるオーストラリアは、地域により気候風土が異なりバラエティに富んだスタイルのワインを産出しています。

使用するぶどう品種も聞き馴染みのあるものが多く、親しみやすいワインがたくさんあります。味わいは地域差があるものの、濃厚で香りや味わいが感じとりやすくワイン初心者にもおすすめです。

そして2021年に日本とオーストラリアの間で、ワインの輸出入の関税がゼロになったことも注目です。輸入コストが抑えられリーズナブルな価格でオーストラリアワインが楽しめるようになりました。

安くて美味しいという点も、オーストラリアワインの大きな魅力のひとつですね。

オーストラリアは世界有数のワインの産地!

海とグラスに入った白ワイン

ワインといえばヨーロッパのイメージがあるかもしれませんが、オーストラリアにもワインの産地が数多くあります。

安定した気候と豊かな土壌のおかげで生産量や輸出量も多く、世界中の人に楽しまれています。

オーストラリアワインは生産された土地によって、品種や味わいが違うことが特徴のひとつ。それはオーストラリアという国自体が広く、それぞれの地域で気候や土壌が大きく異なるためです。

ここでは、ワイン生産地である代表的な3つの州とその特徴をご紹介します。

南オーストラリア州

南オーストラリア州は、オーストラリアワインの約半数が作られる、オーストラリア最大のワイン産地です。標高が高く、冷涼な気候がワインの生産に適しているようです。

南オーストラリア州の代表的な3つの産地ついてそれぞれ紹介します。

アデレード・ヒルズ

シラーズやシャルドネ、ピノ・ノワールなど、様々な品種のぶどうが生産されています。近年注目されているナチュラルワインの生産者が多く集まっていることでも有名です。

バロッサ・ヴァレー

別名シラーズの首都。コクがありしっかりとした味わいの赤ワインに出会うことができます。

イーデン・ヴァレー

白ワイン用のぶどうの品種であるリースリングの代表的な産地です。ゆっくりと熟されたリースリングは、フローラルで果実味あふれる白ワインに変貌します。

ニュー・サウス・ウェールズ州

ニュー・サウス・ウェールズ州は首都シドニーがある南東部に位置しており、歴史あるワイン産地です。ワイナリーにレストランが併設されているなど、観光地としても有名。

ニュー・サウス・ウェールズ州の代表的な3つの産地を紹介します。

ハンター・バレー

シドニーの北にあり、最も歴史あるワイン生産地です。セミヨンやシャルドネなどの表情豊かな白ワイン用のぶどう品種を多く生産しています。

マジー

上品で歴史ある田舎町で、カルベネ・ソーヴィニヨンやシラーズが有名です。風味豊かな赤ワインを多く生産しています。

サザン・ハイランド

緑の牧草地や緩やかな丘陵のある地域で、歴史あるワイナリーが数多くあります。ワイン農園やワイナリーを体験できるツアーなども開催されており、観光を楽しむこともできますね。

ヴィクトリア州

個性豊かなワインがそろう、ヴィクトリア州。オーストラリアの南東部に位置し、冷涼な気候がもたらす爽やかでエレガントなワインが高く評価されています。

ヴィクトリア州で最も有名な産地はヤラバレー。シャルドネやピノ・ノワール、シラーズ、カルベネ・ソーヴィニヨンなど、数多くの品種を生産しています。

また、ワイナリーの趣向も多彩です。

フランスで有名なシャンパンメーカー”モエ・ド・シャンドン”の手掛けたワイナリーやオーガニック、天然酵母を楽しめるカフェやレストランが併設されたワイナリーなど多岐にわたります。

このようにワインをより一層楽しめる工夫がされたワイナリーがたくさんあり、景色も綺麗なので観光がてら散策するのもおすすめです。

オーストラリアワインは種類豊富!白ワインも赤ワインも捨てがたい

グラスに入った赤ワインと白ワイン

オーストラリアワインの魅力は、なんといってもその種類の多さです。ニューワールドワインとも呼ばれ、高品質ながらも低価格なワインは世界的にも高く評価されています。

赤ワインや白ワインだけでも豊富な味わいがあります。そのほかにもスパークリングやロゼ、紫色や透明感のあるブルーなど珍しいワインも多いですよ。

また、ラベルの表記がわかりやすい点も魅力です。

ヨーロッパなどの歴史あるワインでは地名や畑の名前が書いてあるのに対し、オーストラリアワインのラベルにはぶどうの品種がわかりやすく明記されています。

どれを選んでよいかわからない初心者の人にはうれしいポイントですよね。

オーストラリアの定番品種と味わいの特徴を紹介

ぶどう品種

オーストラリアでは主に国際品種を使用しているため、知名度の高いぶどう品種が多く親しみやすいです。

しかし国際品種といえど、ヨーロッパやアメリカとは同じ品種でも味わいの雰囲気が異なります。それはオーストラリア独自の気候風土の影響が、ぶどうの味わいに反映されているからです。

ここでは、オーストラリアワインの定番品種と味わいの特徴を紹介します。

シャルドネ

「白ワインの女王」といわれ、白ワイン用のぶどう品種として最も有名なシャルドネ。オーストラリアはシャルドネの栽培が盛んであり、国内で最も栽培量の多い品種です。

味わいの特徴は、冷涼な産地と温暖な産地で大きく異なります。冷涼な産地では柑橘系の爽やかな味わいが特徴的ですが、温暖な産地ではトロピカルフルーツを想わせる濃厚な果実味が特徴的です。

ソーヴィニヨン・ブラン

ソーヴィニヨン・ブランといえば柑橘やハーブアロマが代表的ですが、オーストラリアでは豊かな果実味が特徴的です。

オーストラリアのソーヴィニヨン・ブランは、パッションフルーツやアスパラガスを想わせる濃厚な果実味やグリーンのニュアンスが感じられます。

ヨーロッパのソーヴィニヨン・ブランと比べると、飲みごたえのある力強さが魅力的ですよ。

シラーズ

シラーズは、「オーストラリアといえばシラーズ」というほどの定番品種です。オーストラリアでは最も多く栽培されている、黒ぶどう品種にあたります。

シラーズはオーストラリア特有の呼び方で、各国で栽培されているシラーと同一の品種です。オーストラリアの乾燥した温暖気候で育ったシラーズは、濃厚で飲みごたえのあるワインに仕上がります。

いちごジャムやイチジク、カカオのような旨みに富んだフルボディの赤ワインを楽しみたい方にすすめのぶどう品種です。

カベルネ・ソーヴィニヨン

オーストラリアワインでシラーズの次に定番なのが、カベルネ・ソーヴィニヨンです。力強く濃厚な味わいで、タンニン豊富なパワフルなワインに仕上がります。

オーストラリアで栽培されるカベルネ・ソーヴィニヨンは、スグリやブラックベリーなどの黒系果実に爽やかなミントのアロマが香るバランスのよさが魅力的。

単一品種でもワインは造られますが、シラーズとブレンドされることも多いぶどう品種です。

プレゼントにおすすめ!ネットでも買えるオーストラリアワイン9選   

ロゼワインボトルとグラスに入ったワイン

ここでは、手軽に購入できるプレゼントにおすすめのオーストラリアワイン10選をご紹介します。

手土産にぴったりなカジュアルワインからワイン通も満足の本格的なワインまで、幅広く紹介しますのでぜひチェックしてみてくださいね!

シャンドン ブリュット

画像出典:楽天市場

「シャンドン ブリュット」は、シャンパンの名門である”モエ・エ・シャンドン”がオーストラリアで手掛ける高品質なスパークリングワインです。

本家と同じ製法で丁寧に醸造されているため、シャンパン顔負けの本格的な味わいを楽しめます。

エチケットもシャンパンを想わせるエレガントなデザインなので、ギフトにもおすすめのいちおしスパークリングワインです。

ブリースデール スパークリング シラーズ

画像出典:楽天市場

「ブリースデール スパークリング シラーズ」はシラーズを使用した、少し珍しい赤のスパークリングワインです。

ほんのりと果実由来の甘みが感じられ、ワインに飲みなれていない方でもすいすい飲めてしまう飲みやすさが魅力的。シラーズらしい濃厚な果実味が口いっぱいに広がる、ジューシーな1本です。

濃厚な味わいなのでBBQやたこ焼きなどの味わいの濃い料理と相性がよく、ホームパーティーの手土産にも喜ばれます。

クラフト・ソーヴィニヨン・ブラン

クラフト・ソーヴィニヨン・ブラン
画像出典:エノテカ

酸味と甘みのバランスがよく、口当たりのなめらかな白ワイン。南オーストラリア州のアデレード・ヒルズで生産されています。

グレープフルーツのような穏やかな酸とパイナップルを想わせるジューシーな味わいが、癖になる濃厚な味わいを楽しめます。

「ソーヴィニヨン・ブランは、軽くて酸っぱいので苦手」という方にこそ飲んでいただきたい、フルボディタイプの意外性のある1本です。

ジェイコブス クリーク リースリング

画像出典:楽天市場

「ジェイコブス クリーク リースリング」は、オーストラリアの大手ワイナリーが手掛ける白ワイン。

レモンやライム、レモングラスを想わせるアロマと、キレのある酸の爽快感が癖になる辛口の白ワインです。「辛口白ワインが飲みたい!」というときは、このワインを選べば間違いないでしょう。

シーフード料理やオイルパスタ、天ぷらなどと相性がよく、和洋問わず様々な料理と合わせられます。辛口ワインが好きな方への手土産に重宝する、コストパフォーマンスの高い白ワインです。

ブラウン ブラザーズ モスカート

画像出典:楽天市場

「ブラウン ブラザーズ モスカート」は、ほんのりと甘みのある微発砲スタイルの白ワインです。微発砲の柔らかい泡がパチパチと口の中ではじけるので、ほのかに甘みがあるもののすっきりといただけます。

マスカットや白桃のような華やかな果実の香りに癒されるソフトな味わいの白ワインなので、普段は甘いカクテルを好む方にもおすすめですよ。

ワインを飲みなれてない方に贈っても喜ばれる、飲みやすさが魅力的な1本です!

ウィマーラ シラーズ ヴィオニエ

盛な方へのプレゼントにも喜ばれます。

画像出典:楽天市場

「ウィマーラ シラーズ ヴィオニエ」は、赤ワインに白ワイン用のぶどう品種がブレンドされた珍しい1本です。

パワフルな味わいのシラーズに少量のヴィオニエを入れることで、柔らかさや華やかさが生まれソフトな印象の赤ワインになります。

鮮やかなブラックベリーの果実味に、ほんのりと白い花を想わせるフローラルな香りが混じり合います。力強さとエレガントさが綺麗に調和した、満足感のある1本です。

ペンフォールズ クヌンガ ヒル 76 シラーズ カベルネ

画像出典:楽天市場

「ペンフォールズ クヌンガ ヒル 76 シラーズ カベルネ」は、オーストラリアワイン最高峰といわれている”ペンフォールズ”が手掛ける赤ワイン。世界中にコレクターやファンが多い人気のワインです。

パワフルで深みのある味わいは、まさにオーストラリアワインの神髄といえるでしょう。一度は飲んでおきたいと考えるワイン愛好家も多いため、ワイン通の方への贈り物にもぴったりですよ!

マッキノンズ・シラーズ

マッキノンズシラーズ
画像出典:楽天市場

「マッキノンズ・シラーズ」はフルーティーで甘みが強く、赤ワインが苦手な人でも飲みやすいワインです。

ニュー・サウス・ウェールズ州のハンター・バレーで生産されており、シルクのような口当たりが癖になります。

ブラックベリーやイチジクを想わせる濃厚な果実味と、樽由来のチョコレートのような円やかな味わいが楽しめます。「フルボディの赤ワインを飲みたいけれど渋みは苦手」という方におすすめです。

スリーブリッジス・貴腐ワイン

画像出典:楽天市場

「スリーブリッジス・貴腐ワイン」は食後にゆったりと飲みたい、濃厚な甘さが魅力のデザートワインです。

アプリコットや黄桃を想わせる濃厚な果実味と、とろっとした蜂蜜のような甘みが特徴的。スイーツが好きな方に喜ばれる、甘みの強い1本です。

甘口ワインは保存性が高いため、他のワインと比べて長持ちします。開栓後2週間はもつので、一度にたくさんお酒が飲めない方にもおすすめですよ。

紫色が美しい白ワイン「Purple Reign」

パープルレイン
画像出典:雫japan

神秘的な色をまとった「Purple Reign(パープルレイン)」は、世界初の紫ワイン。不思議な紫色をしていますが、セミヨンやソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネを使った王道の白ワインです。

グラスに注ぐと、爽やかで草原のような香りが感じられます。フルーティーながらすっきりとした飲み口なので、幅広い料理やスイーツと合わせられるフードライクなワインです。

紫の秘密は、チョウマメの植物由来の色素。

抗酸化作用の高いチョウマメを酸化防止剤の代わりに使用したところ、白ワインが偶然美しい紫色に染まりました。
チョウマメの抗酸化作用は、美容やアンチエイジングも期待できるのだとか・・・。

オーストラリアの夕暮れを思わせる紫色の美しいワインをお食事と一緒に楽しんでみませんか?

まとめ

ワイン

高い品質とコストパフォーマンスの高さで、世界中から人気の高いオーストラリアワイン。今もなお新しい品種がどんどん登場しており、進化を続けています。

豊かな土壌と革新的な技術で生まれたワインの魅力を、ぜひ味わってみてくださいね!

関連記事

こちらの記事もよく読まれています