お酒好きの人は「1人で家飲み」を一度はやったことあるかと思います。コロナ流行時にはお店で飲むことが難しかったため家飲みが流行りましたが、その余韻をまだまだ感じ取れるのではないでしょうか?
今回は、お手軽に家飲みが楽しめるおすすめの方法をご紹介していきます。
女性の家飲みが増えている?
実体験やドラマからのイメージで家でお酒を楽しむのは、男性と思われている方が多いかもしれません。
インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEが実施した調査(2017年8月2日~8月25日)によると、過半数は「家での1人飲みを経験したことがある」という結果が出ています。
調査結果からも分かる通り、実はお家でお酒を1人で楽しんでいる女性も多いんです!
1人飲みが増えている理由としては、
- 自分のペースで好きなお酒を飲める
- 飲みながら他のことも楽しめる
- 他の人を気にせず飲める
- そのままベッドへ直行できる
- 終電を気にしなくて良い
などが挙げられます。
1人で家飲みをするメリット
家飲みには、外飲みとは違った魅力がたくさんあります。まずは、1人で家飲みをするメリットをチェックしていきましょう。
メリット①自分のペースで好きなお酒を飲める
1人家飲みの良いところは、好きなお酒を好きなだけ飲めるところです。
周りに合わせて無理に飲む必要もなければ、帰宅のことを考えてお酒をセーブする必要もありません。オリジナルのおつまみを作ったり、コンビニで手軽にすませたり、自分の好きなペースで楽しめます。
ただし、止める人がいないので飲み過ぎには注意してくださいね。
メリット②低予算で楽しめる
自分で料理やお酒を準備する家飲みは、予算がたてやすいです。
外で飲むと交通費がかかったり、選んだメニューによってはお会計が高くついたりと、出費がかさむこともあるでしょう。
家飲みは、自分のお酒代・おつまみ代だけでOK!コンビニやスーパーで売っているお酒やおつまみは、居酒屋で頼むメニューよりもお値段が良心的です。
あらかじめ予算を決めておけば、出費を安く抑えられます。
メリット③防犯面でも安心できる
家飲みは、防犯面でも安心できるのが魅力です。
お店や居酒屋で女性が1人でお酒を飲む場合、犯罪に巻き込まれないよう注意しなければなりません。夜道の1人歩きも危険ですし、酔っている女性を狙った犯罪もあります。
最初から家で飲む家飲みは、多少酔ってしまっても安心感がありますね。
メリット④そのままベッドへ直行できる
アルコールがまわった状態で自宅や次の店まで移動するのは大変です。
家飲みでは移動することがありません。お酒を飲んでごはんを楽しんだら、いい気分のまま布団に入れます。
そのままベッドに直行するために、先にお風呂に入っておきましょう!素顔にジャージやパジャマでゆったりとお酒を楽しめるのは、家飲みならではですね。
1人で家飲みをするデメリット
1人で自由に楽しめる家飲みですが、デメリットもあります。ここでは、1人で家飲みをするデメリットについてご紹介します。
デメリット①準備や片付けの手間がある
当然ですが、家で1人飲みをするためのお酒・おつまみは自分で用意する必要があります。
足りなくなったら自分で買い足しに行く必要があり、飲み終わった後の片付けも1人でしなければなりません。
どうしても面倒な人は、事前に多めに買っておくなどの工夫してみてください。紙コップや紙皿を使うと、片付けが簡単に済ませられるでしょう。
デメリット②食べ過ぎ飲み過ぎてしまう
時間を気にせず自分のペースで飲めるのが1人で家飲みのメリットですが、一方で飲み過ぎ食べ過ぎには要注意です。
外で飲む場合は、無意識に気を張っていたり止めてくれる人がいたりします。しかし家飲みでは自分が気をつけるしかありません。
【1人で家飲みをする場合に気を付けたいこと】
- お酒や食べ物のペース配分に気を付ける
- チェイサー(水やソフトドリンク)を用意する
自分のお酒の許容度を意識して翌日に持ち越さないことが、1人で家飲みをするうえでは大切です。
デメリット③1人のさみしさを感じてしまう
お酒を1人で飲むと、特別感に乏しくマンネリ化しやすいです。
いつもの自宅でいつものお酒を飲むことに飽きてしまったとき、1人のさみしさを感じてしまう人は多いでしょう。
毎回同じような内容にならないよう、お酒の種類を変えたり新しいおつまみに挑戦してみたり、目新しさを出す工夫が必要になります。
1人飲みを成功させるコツ
気楽で自由なのがうれしい1人飲みですが、かわり映えしないお酒やおつまみではマンネリ化して味気なく感じてしまいます。
1人でも特別感を感じられる家飲みのコツを3つご紹介します。
おつまみにこだわる
1人の家飲みを充実させる秘訣として、まずおつまみにこだわりましょう。
近頃は、こだわり食材やおしゃれなパッケージのものなど、多彩なおつまみが選べるようになりました。
自分で作らずとも近くのスーパーやコンビニで本格派のおつまみが味わえます。事前に準備をしておけば、お取り寄せして色々な地域のこだわりの逸品に挑戦できるでしょう。
自分の好きなお酒と相性のいいおつまみを探すのもおもしろいですよ。
お酒にこだわる
1人で家飲みする場合、周りに合わせて「とりあえずビールで…」とすることはありません。1杯目から自分の好きなお酒が飲めます。
せっかくなら普段飲んでいるお酒よりも、少し趣向を凝らしてみるのはいかがでしょうか。
ワインとフルーツを組み合わせてサングリアにしたり、様々な地域の日本酒を飲み比べてみたり、楽しみ方はたくさんあります。
ビール好きの人には家庭用ビールサーバーがおすすめ!自宅でもお店のようなきめ細やかな泡のビールが味わえます。
自分好みのお酒を見つけて、優雅な1人時間を過ごしてくださいね。
コンテンツにこだわる
1人でする家飲みは、自分1人の世界で自分勝手に楽しむのがコンセプトです。
見たかった映画や本をじっくり堪能したり、スポーツやお笑いの動画を見たりするのも良いでしょう。ひと目を気にする必要がないので、思い切り泣いたり笑ったりできますよ。
また、当日になって「何をしよう…」とならないために、事前にすることを決めておきましょう。
前もって準備をしてから開催すれば、準備段階からワクワクする気持ちが膨らんで最高の時間を過ごせますよ。
コンビニで買える組み合わせ
お酒を飲むにはおつまみが必須ですよね。でも、自分のために用意することが手間と感じる方が多いと思います。
そこで頼りたいのがコンビニ!お酒とそれに合うおつまみを買ってきてサクッと飲み始めましょう。
サバ缶冷奴✕レモンサワー
豆腐にサバ缶をガバッと乗せるだけで出来上がるお手軽おつまみです。豆腐がメインなので、お酒飲むときはご飯不要でおつまみだけ派の人にはピッタリ。
これには爽やかなレモンサワーがおすすめです。
サラダチキン✕ビール
夏の暑い日や運動した後には、サラダチキンとビールの組み合わせが好相性。
サラダチキンはさっぱりと食べられるうえ、アレンジも自在です。高タンパク低カロリーである点も嬉しいポイントですね。
タン塩✕日本酒
コリコリ食感がクセになる、分厚くて食べ応え抜群のタン塩はおつまみに最適!ネギやレモンなど、ちょっとした薬味を足してもおいしいですよ。
噛むほどに旨みが口に広がるタンの味をかみしめながら、ちびちびと飲む日本酒は最高です。
ポテトチップス✕コーラハイボール
ポテトチップスといえばコーラを思い浮かべる人も多いかと思います。それをお酒にアレンジするならばコーラハイボールとして飲むのがおすすめです。相性抜群なのは、言うまでもないでしょう。
ブリトー✕白ワイン
ブリトーには白ワインが相性が良く、特にチーズが入ったものがおすすめ。お腹にもたまるので、夕飯と一緒にお酒を楽しみたい人は一石二鳥になりそうです。
チョコレート✕赤ワイン
選ぶときの注意として、ミルクチョコを選ぶとワインの酸味を強く感じてしまうことがあります。なのでハイカカオチョコレートを選ぶようにすると、どちらも美味しく楽しめます。
ペペロンチーノ✕カクテル
オリーブオイルとにんにくの旨みが食欲をそそるペペロンチーノは、お酒がすすむおつまみのひとつです。
そんなペペロンチーノには白ワインベースのカクテルが相性抜群。シュワシュワと飲みやすいカクテルがガツンと効いたにんにくをさっぱりとさせてくれます。
5分で完成!おつまみレシピ
おつまみが途中でなくなった…なんてときも家にあるものでサクッとできるおつまみレシピを紹介します。
ひんやりトマトの砂糖がけ
<材料>
- トマト 1個
- 砂糖 大さじ1
- レモン汁 適量
<作り方>
- トマトはよく冷やしておく
- トマトを乱切りする
- 砂糖・レモン汁と和える
キュウリのラー油和え
<材料>
- きゅうり 1本
- ラー油 小さじ1/2
- めんつゆ 大さじ1
<作り方>
- 味が染み込みやすいよう包丁を使わずに食べやすい大きさに叩き割る
- ラー油・めんつゆを回しかける
枝豆ペペロンチーノ
<材料>
- ゆで枝豆 1袋(200g)
- にんにく 1かけ(チューブなら小さじ1)
- オリーブオイル 大さじ2
- 唐辛子 適量
<作り方>
- さやの両端を切って味が染み込みやすいようにする
- オリーブオイルを入れて熱し、刻んだにんにく、唐辛子を弱火で炒める
- 香りが出てきたら枝豆を入れて枝豆に焼き色が付くまで炒める
厚揚げのチーズ焼き
<材料>
- 厚揚げ 1枚
- 醤油 小さじ2
- 料理酒 小さじ2
- 溶けるチーズ 好きなだけ
- オリーブオイル 適量
<作り方>
- 厚揚げを食べやすい大きさに切る
- オリーブオイルを熱し、厚揚げに焼き色をつけるよう炒める
- 火を止めて醤油・酒を回しかける
- チーズをちらして蓋を閉める
アボカドと卵黄のおつまみ
<材料>
- アボカド 1個
- 卵黄 2個
- 醤油 小さじ2
- ごま油 小さじ1
- すりおろしにんにく 1かけ分(チューブなら小さじ1)
<作り方>
- 醤油・ごま油・にんにくを合わせタレを作っておく
- アボカドは縦にぐるりと切れ目を入れて、半分に分け種をとって器に盛る
- 種のくぼみの部分に卵黄をそれぞれ入れて、タレをかけて完成
肉みそ冷奴
<材料>
- 絹ごし豆腐 200g
- 牛豚合い挽き肉 100g
- みそ 大さじ2
- 料理酒 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- すりおろし生姜 小さじ1
<作り方>
- 豆腐以外のすべての材料を耐熱ボウルに入れ、混ぜ合わせる
- ふんわりとラップをかけ、500Wの電子レンジで3分加熱する
- 肉に火が通ったら、よく混ぜ粗熱をとる
- 器に絹ごし豆腐を盛り、上から肉みそをかけて完成
海苔巻き納豆
<材料>
- 納豆 1パック
- 白ごま 小さじ1/2
- 海苔 お好みの量
<作り方>
- 納豆を付属のタレと混ぜ合わせる
- 白ごまを加えて混ぜる
- 好みの大きさに切った海苔に納豆をのせて完成
豆腐と卵のキムチ炒め
<材料>
- 木綿豆腐 200g
- キムチ 大さじ6
- 卵 1個
- 醤油 大さじ1
- 油 適量
<作り方>
- 卵は滑らかに溶いておき、キムチは食べやすい大きさに切る
- フライパンに油を敷き、豆腐を崩しながら入れ、水分を飛ばすように炒める
- 豆腐に焼き色がついてきたら、キムチを入れて3分ほど炒める
- 最後に卵と醤油をまわしかけ、ザっと炒めたら完成
1人飲みの格をあげるためにできること
ずっと家飲みをしているとマンネリ化してしまうと思います。そんな時は、テンションが上がるような格が上がるようなグッズを取り入れてみましょう!
グラス
高級グラスはちょっと手が出せない…という人には、お酒に合わせたグラスを使ってみることを提案します。グラスの形状が違うだけで、香りの広がりや味わいまで変わってくるものです。
本格グッズ
ビールサーバーのように使うだけで気分が上がるようなグッズがあると家飲みライフも充実します。
氷
ロックでお酒✕ク上の味が楽しめるはずです。またお酒が薄まるのが嫌という人には、溶けない氷をおすすめします。
まとめ
1人飲みを試したことない人は、「1人で飲んで楽しいの?」なんて思うかもしれません。でも、一度試してみると、気軽さやまったりできる雰囲気に虜になってしまうかも…!気兼ねなく試せるので、ぜひ家での1人飲みを試してみてくださいね。