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【永久保存版】ワインのイベントや試飲会でのマナーを学ぼう!服装や持ち物を徹底解説

豆知識

「ワインイベントに参加してみたいな」と思ったことはありませんか?

ワインのイベントはワイン通やプロの方がたくさんいるので、「敷居が高い」「マナーや服装どうしよう」と悩んでしまいがちです。

本記事ではワインイベントに参加したい方に向けて、イベントでのマナーや服装、楽しむコツを紹介します。

【全イベント共通】ワインイベントの5つのマナー

ワイン

どのようなワインイベントに参加するにしても共通のマナーが5つあります。

最低限の礼儀を身につけていれば、ほかの参加者に迷惑をかけたり恥ずかしい思いをしたりすることはありません。

5つのマナーを身につけて、堂々とイベントに参加しましょう。

ワインイベントのマナー①:香りの強い香水や整髪料は使用しない

ワインは香りを楽しむお酒なので、イベント参加時は、香りの強い香水や整髪料は使用しないようにしましょう。

香りが強いとほかの参加者のテイスティングの妨げになります。

香水や整髪料を使用すると自分自身の嗅覚も正常ではなくなってしまうため、ワインの香りを正確に感じられません。

参加者全体でワインを存分に楽しめるよう、香りの配慮をお忘れなく!

ワインイベントのマナー②:ブースやスタッフを独占しない

ワインイベントでは、ブースの面積やスタッフの数が限られています。一つのブースに長時間留まったりスタッフと長話をしたりすると、ほかの参加者に迷惑が掛かってしまいます。

ワインイベントではブースでの試飲や展示、スタッフとの会話も楽しみのひとつです。

しかし、混雑時や順番待ちの参加者がいる場合は、長時間とどまらずに一旦その場を離れるようにしましょう。

ワインイベントのマナー③:自分の飲める量を把握し泥酔しない

ワインイベントでは多種多様なワインを試せます。美味しいワインばかりでついつい飲みすぎてしまいがちですが、泥酔しないように注意してください。

少し休憩したりほろ酔いになったら水を飲んだりと、自分の飲める量や体調をチェックして泥酔しないように心がけましょう。

ワインイベントのマナー④:お酒が弱い方やたくさん試す場合は吐器を活用する

「ワインは好きだけどお酒が弱い」「たくさんのワインを試したい」という方は吐器を活用しましょう。

吐器とはアルコールをテイスティングする際に酔わないようにする道具です。口に含んで味を試したワインを口から吐き出したり、飲み切れなかったワインを流したりするのに活用します。

テイスティングするときに吐器を上手に活用し酔わないようにすれば、お酒が弱い方でもたくさんのワインを試せます。

ワインイベントのマナー⑤:ネガティブな表現は口にしない

ワインイベントでは、ワインに関するネガティブな表現は口にしないようにしましょう。

イベントには提供されているワインの関係者やそのワインを好きな方も多くいらっしゃいます。

ワインの好みは人それぞれ。口に合わない場合もあるかもしれませんが、苦手だと思ったワインを好きな方や一生懸命造っている方に配慮し、ネガティブな表現は避けるようにしてくださいね。

作り手やワイン好きへのリスペクトの気持ちが大切です。

【シーン別】ワインイベントに最適な服装と持ち物

ワインイベントはカジュアルなものから格式高いものまでさまざまあります。

イベントに最適な服装や持ち物など体制を万全に整えて参加しましょう。

催事や即売会の場合

ワイン

  • 動きやすいラフな服装
  • 飲み水の用意
  • 筆記用具

催事会や即売会は人混みが予想されるため、動きやすいラフな服装で参加しましょう。裾の長いスカートやヒールは、危険なので避けるのが無難です。

ワイン飲むときは、悪酔い防止や口の中をニュートラルに保つために自分で水を用意しましょう。催事場や即売会では水が用意されていないケースがほとんどです。

また、即売会ではワインを購入したくなる可能性が高いので、好みのワインを忘れないようにメモ帳と筆記用具があると便利です。

ワイン会の場合

ワインを楽しむ

  • 会場に合わせた服装
  • 会費の確認
  • 招待状で持参品のチェック

ワイン会とは、ワイン愛好家との交流会のことです。

ワイン会の会場はさまざまで、ワインバルやダイニングのようなカジュアルなお店の場合もあれば、高級レストランやホテルの場合もあります。

服装は参加会場を確認し、TPOを意識した服装を選びましょう。

また、ワイン会は、企業のイベントというよりはワインが好きな友人や知人と行う場合が多いです。

そのため会費やワイン、おつまみを用意する必要があることも。招待状などをチェックして、当日に何を持参する必要があるか、あらかじめチェックしておきましょう。

ワインフェスの場合

ワインフェス

  • 服装の制限なし
  • 飲み水の用意

ワインフェスに参加する場合は、とくに服装のマナーはありません。

広いイベント会場や野外で行われる場合がほとんどなので、動きやすいラフな服装がおすすめ。試飲会や即売会と同様に混雑の可能性があるため、裾の長いスカートやヒールは避けたほうがよいでしょう。

ワインフェスも水の用意が無いケースが多いので、用意を忘れないようにしてください。

ワイナリー訪問の場合

ワイン

  • 汚れてもいい服装
  • カメラや筆記用具

ワイナリーに訪問するときに、服装にマナーはありません。ワイナリーは自然豊かな場所に位置する場合が多いため、汚れてもいい服装で行くのがおすすめです。

ワイナリーでは醸造設備やぶどう畑を見せてもらえたり、従業員の方にワインの説明してもらえたりと勉強になります。カメラやメモ帳、筆記用具を用意しておくと便利ですよ。

レストランでのワインイベントの場合

ワイン

  • 会場に合わせた服装
  • カメラや質問事項

メーカーズディナーというワインの生産者やインポーターが開催する、レストランでのワインイベントもあります。

開催地がレストランなので、高級レストランの場合はドレスコードがある場合があります。会場がレストランやホテル、またはカジュアルなダイニングレストランなのか事前に調べ服装を選びましょう。

  • レストランやホテルの場合:スーツやドレス、綺麗めの服装などが一般的。ドレスコードがある場合は、レストランの指定の服装
  • ダイニングレストランなどのカジュアルなお店の場合:服装に決まりはありません。飲食店なので清潔感のある服装

メーカーズディナーでは水なども提供されるため、必ず持っていくべきものはありません。生産者の方と話す機会があるので、カメラや質問を用意するとより一層楽しめることでしょう。

オンラインワイン会の服装はどうする?

オンライン飲み会

最近では、オンラインでのワイン会も楽しまれるようになりました。自宅で気軽に参加できるオンラインワイン会では、ラフな服装での参加で問題ありません。

ただし、自宅とはいえ参加者の方が不快にならない服装を心がけ、露出の多い服装やパジャマなどは避けるようにしましょう。

ワインをテイスティングするときの正しい順番

テイスティング

ワインイベントでは、たくさんのワインを一度にテイスティングできます。楽しいイベントですが、飲む順番によっては、次に飲んだものの本来の味わいがわからなくなってしまうことも。

ワインをテイスティングするときは、正しい順番で飲むようにしてください。

  1. スパークリングワイン
  2. ロゼ
  3. 甘口

同じ色のワインを複数飲む場合は、ライトボディからスタートしミディアムボディ、フルボディと次第にボディを重くしていきましょう。

順序を気にせずにどんどんワインを飲んでいると、本来の味わいが分からなくなるのでご注意ください。

どれに参加する?ワインイベントを存分に楽しむコツ

ワインイベントのマナーも勉強し、実際にイベントに参加したくなった方も多いのではないでしょうか?

最後にワインイベントを楽しむためのコツを紹介します。

催事や即売会

ワイン

催事会や即売会ではたくさんのメーカーが出店しており、ワインをテイスティングしながら気に入ったワインを購入できます。

ブースに立つのは生産者やインポーターなどワインに携わる方である場合が多いため、詳しくワインを紹介してくれます。

催事会や即売会ではブーススタッフと会話を楽しんだり、さまざまなワインをテイスティングしたりして楽しみましょう。ただしブースやスタッフの独占は控えるようにしてくださいね。

大きな催事会では高級なワインの有料試飲や日本でなかなか食べられないような現地の食事・食材を提供している場合もあり、普段はできないユニークな体験も楽しめます。

ワイン会

ワイン会

ワイン会ではワイン愛好家が集まり、交流を深めます。仲のよいワイン友達やコミュニティの仲間と、ワインやおつまみを持ち込むのが一般的です。

ワイン会で楽しむコツは、ワインの感想や魅力を語りあうなど積極的に仲間との交流を深めること。

ワイン会によってテーマが決まっていたり、参加者のとっておきのワインを持ち寄ったりとさまざまです。

自分では普段購入しないワインや珍しいワインが楽しめるので、新たな発見があるかもしれません。

ワインフェス

ワインフェス

ワインフェスでは、たくさんのワインやフードが出展され、にぎやかな空間で食事を楽しめます。ワインはもちろん、ワインに合う珍しい海外の料理がたくさん販売されているのが魅力です。

普段はできない本格的なペアリングに挑戦すると、ワインフェスがより一層楽しくなります。さまざまなワインや食事を購入して、本格的なペアリングを楽しみましょう!

ワイナリー訪問

ワイナリー

ワイナリー訪問では、ワインの醸造過程を見学できます。時期によってはつくりたてワインがテイスティングできることも!

ワイナリー訪問を楽しむコツは、普段なかなか見れないワイン設備やぶどう畑をじっくり観察したり、生産者の方に質問したりすることです。

現地で飲むワインは格別な味わいですよ。無料で見学できるワイナリーも多いので、訪れてみてはいかがでしょうか。

メーカーズディナー

ディナー

メーカーズディナーでは、ワインと料理の本格的なペアリングを楽しめます。ワインを知り尽くした生産者やインポーターの方が開催するので、プロが考案した極上のペアリングが体験できます。

メーカーズディナーを楽しむコツは、生産者やインポーターとの交流を積極的に行うことです。提供されたワインやペアリングの意図について、積極的に質問してみましょう!

ワインは知れば知るほど、味わい深く感じられるものです。ワインが生まれた背景や生産者の想いを知ることで、より一層ワインを美味しく味わいましょう。

ワインに興味を持ったらイベントに積極的に参加しよう!

テイスティング

「ワインイベントは敷居が高い」ということは決してありません。

ワインイベントは、ワインに携わる方が「消費者に魅力を伝えよう」という想いを込めて開催している非常にオープンな場なので、ワイン初心者でも気軽に参加できます。

ぜひ、一度はワインのイベントに参加してみてくださいね!

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