-
和食と赤ワインのペアリングを楽しもう!コツやおすすめ銘柄も紹介
「和食にはどんな赤ワインがある?」
「和食に合う赤ワインを探すのは難しい」
「赤ワインは日本食には合わない」
私たちの生活に欠かせない和食。赤ワインは合わせにくいとお悩みではありませんか?和食と赤ワインは相性抜群で、ちょっとしたコツをおさえれば絶品マリアージュを楽しめます。
本記事では、和食と赤ワインのペアリングについて解説します。
合わないは誤解!和食と赤ワインをペアリングするコツ
「和食と赤ワインは相性が悪い」
「赤ワインと合わせると和食の味が消える」
赤ワインは渋みや果実味が強いため、和食と合わない場合もあります。しかし、簡単なコツを意識すれば、初心者の方でも美味しいペアリングを実践できます。
赤ワインと調味料の雰囲気を合わせる
『赤ワインと調味料の雰囲気を合わせる』方法は、初心者におすすめのペアリングのコツです。
赤ワインは渋みがあり比較的しっかりめのお酒なので、調味料も濃い味にしましょう。とくに赤ワインと似た黒や赤っぽい調味料と相性抜群です。
【赤ワインと相性のいい調味料】
- 醤油
- ソース
- ケチャップ
たとえば、醬油ベースのすき焼きやソースたっぷりのお好み焼き、ケチャップのうまみ引き立つナポリタンは、赤ワインとよく合います。
赤ワインと和食を合わせるときは、調味料の味の濃さに注目してみましょう。
赤ワインと相性のよい食材を使った料理と合わせる
渋みや果実味がある赤ワインには、肉や赤身魚、キノコなどのうまみの強いしっかり系の食材がよく合います。うまみが多く含まれるので、濃い味の赤ワインと合わせても食材がお酒に負けません。
どのような食材と合わせるか迷ったときは、調味料と同様に色に注目すると初心者でも簡単にペアリングできます。
- 牛肉やマグロなどの赤身肉
- ごぼう
- トマト
赤や茶色など、食材の色を赤ワインの色に合わせると素敵なペアリングが完成します。
料理とワインの温度を合わせる
食事とワインを合わせるときに、温度を意識するとより相性がよくなります。赤ワインは常温で楽しむものが多いですが、ライトボディの場合は少し冷やして飲むのが適温です。
鍋料理やオーブン料理、揚げ物などの暖かい料理には、常温で美味しいミディアムボディからフルボディの赤ワインがいいでしょう。
反対に、マグロの刺身や冷しゃぶなどの冷たい料理には、冷やして美味しいライトボディの赤ワインがよく合います。
「温度が合わないとまったく美味しくない」わけではありませんが、合わせるとお互いのよさが一層引き立ちます。
食材や調味料とワインを合わせるのを優先していただき、余力があれば『料理とワインの温度を合わせる』というコツも実践してみてください。
和食に合う赤ワイン用ぶどう品種
和食に赤ワインを合わせる場合、渋すぎたり癖が強すぎるとペアリングが難しくなってしまいます。和食と相性のいい赤ワインを選ぶには、ぶどう品種が重要です。
和食と相性抜群の赤ワインぶどう品種を3つご紹介します。
- ピノ・ノワール
- メルロー
- マスカット・ベリーA
ピノ・ノワール
繊細で軽やかな味わいが魅力的なピノ・ノワールは、和食と相性抜群なぶどう品種です。しっかりした酸と赤系果実の華やかな香りのバランスがよく、透明感のある艶やかなワインに仕上がります。
ピノ・ノワールはライトボディからミディアムボディのワインが多いです。冷やしても美味しく飲めるため、赤身魚の刺身や冷たいまま食べるお節やオードブル料理とも合わせやすいですよ。
ピノ・ノワールには、白檀や出汁のような和のニュアンスが感じられるワインが多数あります。とくに、国産のピノ・ノワールは和のエッセンスを感じるものが豊富なので、和食と合わせるのに最適です。
メルロー
果実味が強く渋みが穏やかなメルローは、醤油やソースなどの濃い調味料やお肉などと合わせましょう。
果実味が強いので、甘辛い味付けの料理ともよく合うので、タレの焼き鳥やすき焼き、煮物とのペアリングは絶品!
メルローは重すぎず軽すぎないため、比較的さまざまな料理と合わせやすいフードライクなワインです。どのワインと合わせるか迷ったときは、メルローをチョイスすれば間違いありません。
マスカット・ベリーA
マスカット・ベリーAは、チャーミングな味わいが魅力の日本原産ぶどう品種。日本で生まれたぶどうなだけあって、和食全般と相性抜群です。
日本各地でさまざまな味わいのマスカット・べリーAを使ったワインを生産しており、土地ごとのワインと郷土料理を合わせるのも楽しいですよ!
ほうとうと山梨産マスカット・ベリーA、北海道産ならジンギスカンと合わせれば、ワインと食事の相性がよりよくなることでしょう。
和食に合うぶどう品種を使用したおすすめ赤ワイン
最後に和食に合うぶどう品種を使用したおすすめ赤ワインを紹介します。
ぜひ、和食のベストパートナーになる赤ワインを見つける手がかりにしてください。
ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ ピノ・ノワール
『ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ ピノ・ノワール』は、フランス・ブルゴーニュ地方のピノ・ノワールを使用しています。
ピノ・ノワールらしいエレガントな酸と華やかな果実味が魅力的です。常温でも冷やしても美味しいので、料理に合わせて飲むときの温度を調整できます。
芳醇な大地のアロマが感じられるため、シイタケやゴボウ、レンコンなどのキノコや根菜類などの食材と相性抜群です。
北野呂ピノ・ノワール
『北野呂ピノ・ノワール』は、山梨県 笛吹市の自社畑で栽培したピノ・ノワールを使用して造られる国産赤ワイン。
赤スグリのような華やかな果実味と透き通った酸が感じられ、バランスのよい味わいです。渋みは穏やかで上品な味わいなので、繊細な和食はもちろん、煮物や水炊き鍋、お好み焼きなどジャンル問わず合わせられます。
山梨の郷土料理である鳥もつ煮や甲州ワインビーフのステーキと合わせるのもおすすめですよ!
ビオ・ビオ メルロー オーガニック
『ビオ・ビオ メルロー オーガニック』は、有機農法にて栽培したメルローを使用したオーガニックワインです。
熟したチェリーやプラムを思わせる濃密な果実が魅力的。渋みは穏やかで、まろやかな味わいなのでワイン初心者の方も飲みやすい1本です。
果実味が強いので濃厚な料理や甘辛い味付けの料理とよく合います。照り焼きチキンやキンピラゴボウ、肉じゃがと合わせてどうぞ!
北海道100メルロー
『北海道100メルロー』は、北海道で収穫されたメルロー100%で仕立てたややしっかりめの赤ワインです。
ほどよい酸と豊かな果実味、滑らかなタンニン(渋み)のバランスよく、飲みごたえがあります。
北海道100メルローは、肉料理と相性抜群です。和牛のステーキやジンギスカン、焼き鳥などの肉料理と合わせてください。
楠わいなりーマスカット・ベリーA
『楠わいなりーマスカット・ベリーA』は、長野県の楠わいなりーが手掛けるマスカット・ベリーAの赤ワインです。
いちごキャンディーのようなチャーミングなアロマが特徴的な赤ワインで、イチゴを頬張ったかのような鮮やかな果実味があります。
渋みはほとんど感じられないため、ワイン初心者の方も飲みやすい1本です。
ぶりの照り焼きや地鶏の炭火焼きなど、魚から肉料理まで幅広い和食とよく合います。おやきや五平餅、山賊焼などの長野の郷土料理と合わせるのも素敵ですね。
妻への愛から生まれた赤ワイン「Free Reign」登場
あの、大人気の紫色の白ワイン「Purple Reign(パープルレイン)」の醸造所から待望の新作です!2024年10月、赤ワイン「Free Reign(フリーレイン)」がリリースされました。
Free Reignは、生産者が健康志向の高い妻でも安心して飲めるワインを追究して生まれたワイン。有機肥料で育てられたぶどうや植物由来の抗酸化物質を使用するなど、とことんオーガニック・無添加にこだわりました。
また、妻への愛から生まれた赤ワインFree Reignは、妥協しない素材選定と製法によってハイクオリティな赤ワインを実現しています。
使用品種は、スパイシーで濃厚な果実味が特徴のシラーズと、力強い酸味と渋みがあり深い味わいのカベルネ・ソーヴィニョン。
大切に育てられたぶどうは、一つずつ手摘みされます。果実は皮ごと発酵させた後、シャンパーニュ地方でも採用されている伝統的な方法で果汁を絞り、フリーレインとなるのです。
丁寧に仕上げられたFree Reignは、フレッシュなベリーを凝縮したような濃厚な果実味とスパイシーさが特徴。絶妙なバランスの酸とタンニンが果実味を見事にバックアップしています。
Free Reignは、生産者のこだわりが詰まったワインのため、残念ながら一度に多くの生産ができません。
初回輸入はたった500本。購入できるのは、公式オンラインショップのみです。(2024年10月時点)リリースを記念して、特別お得な価格で購入できます。
次回入荷未定ですので、この機会をぜひお見逃しなく。
和食と赤ワインは相性抜群!ペアリングを楽しもう
和食と赤ワインは相性抜群で、さまざまなペアリングが楽しめます。
和食と赤ワインをペアリングするコツは3つです。
- 濃い調味料で合わせる
- 食材の色を赤や茶色にする
- 料理とワインの温度を合わせる
コツさえ掴めば、和食と赤ワインのペアリングは難しくありません。
「和食といえば日本酒や焼酎」と思っていた方も、和食と赤ワインのペアリングに挑戦してみてはいかがでしょうか?