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肉とワインは相性抜群!合わせるコツとおすすめのペアリングを紹介
皆さまは、肉と白ワインをペアリングしたことはありますか?
肉と赤ワインのペアリングは有名で、普段から楽しまれている方も多いと思います。しかし肉と合うワインは本当に赤ワインだけでしょうか。
今回の記事では肉とワインの相性やペアリングのコツについて紹介します。もしかすると赤ワイン以外にも、肉に合う素敵なワインがあるかもしれません。
肉とワインのペアリングの秘訣が気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
肉とワインは相性抜群!
肉とワインは相性抜群です。さまざまな料理とワインの組み合わせは、世界各地で楽しまれています。
日本でもステーキやバーベキューで赤ワインを飲むなど、肉とワインの組み合わせは一般的です。
肉×赤ワインは王道の組み合わせ
肉とワインのペアリングのなかでも人気があるのは、やはり赤ワインです。
「肉料理には赤ワインを合わせる」という言葉は、ワインをあまり飲んだことが無い方でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
この言葉のとおり、肉料理に赤ワインは相性抜群です。特に牛肉のような赤身系の肉とよく合い、レストランのメイン料理では必ずと言っていいほど赤ワインが提供されます。
白ワインに合うお肉もあるって本当?
つい肉料理には赤ワインを合わせたくなります。しかし実は、鶏肉のような白身肉には白ワインがよく合うことをご存知でしょうか?
鶏肉は牛や豚に比べて淡白かつ繊細な味わいのため、かえって白ワインの控えめな味わいの方がお互いのよさを引き立ててくれます。
もちろん調理方法によっては赤ワインが合うこともありますが、一概に「肉=赤ワイン」という認識は改めたほうがよいでしょう。
肉とワインを合わせるコツを紹介
肉には赤ワインはもちろん、白ワインも合うと紹介しました。そうなってくると、どんなワインを合わせればいいか悩みどころですよね?
ここでは肉とワインを合わせるコツを紹介します。肉料理のワイン選びに困ったときは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
肉の色で飲むワインを判断する
肉は種類により色が異なります。牛肉は赤、鶏肉は白、豚肉は濃いピンクから白に近い色味をしています。
この肉の色はワインを選ぶうえで、非常に便利な情報です。実は肉の色とワインの色を合わせると驚くほど相性がよくなります。
同じ豚肉でも部位により色が異なりますよね。例えば豚肉の色が濃いピンクならば赤やロゼ、白に近い色味ならば白ワインとよく合うのです。
このように肉の色は、ペアリングするワインを選ぶうえで大きなヒントになります。お肉とワインを合わせるときは、ぜひ肉の色をチェックしてみてください!
肉のソースや調味料にワインを合わせる
味わいはワインと料理を合わせるとき重要な要素のひとつです。料理の味わいはソースや使用する調味料により大きく左右されるため、ペアリングをするときに意識するとよいでしょう。
赤ワインソースやデミグラスソースのような濃厚な味付けのお肉料理には赤ワインが最適です。逆にレモンソースやマスタードソースのようなさっぱり系の味わいには白ワインが合います。
このようにソースや調味料の濃淡に合わせてワインを選ぶと、ペアリングの精度はぐっと良くなりますよ!
肉料理とワインの産地を合わせる
肉料理と一概に言っても、いろんな国の料理がありますよね。日本のすき焼きやフランスのビーフシチューなど、世界各地で様々な肉料理が食べられています。
肉料理がどこの国で生まれたかわかる場合は、その国のワインと合わせるのもおすすめ。たとえばすき焼きに国産ワイン、ビーフシチューにフランスワインを合わせるようなイメージです。
食や酒はその地域に住む人の文化がつくり上げてきた味わいです。不思議と同じ地域の料理と酒はよく合います。目指す傾向が一緒なのでしょう。
騙されたと思ってぜひ一度、同じ地域のワインと料理のペアリングを試してみてください。
肉料理とワインのペアリング例を紹介
ここまでは肉とワインの相性や合わせるコツについて紹介しました。ここでは、おすすめのペアリング例を紹介します。
肉料理とワインを合わせるときの参考にしてみて下さいね!
煮込み料理×濃厚赤ワイン
煮込み料理とワインを合わせるならば、濃厚な赤ワインがおすすめです。野菜や肉の旨みが沁みでた複雑な味わいの煮込み料理は、ワインもコクのある旨み成分の強いものがよく合います。
ワインは果実味が強く、まろやかなものを選ぶとよいでしょう。
煮込み料理にはフランス・ローヌ地方のグルナッシュや、アメリカのメルローを使用したワインがおすすめ。どちらのワインも果実味が強くボリューム感があるため、濃厚な煮込み料理とよく合います。
ローストビーフ×軽やか赤ワイン
ローストビーフには、軽やかな赤ワインがよく合います。
ほどよいレアの焼き加減で楽しむローストビーフは、牛肉料理のなかでも繊細な味わいが楽しめる上品な料理です。
力強いワインも合わないわけではないですが、ややワインが勝る印象になってしまいます。軽やかな赤ワインであれば、牛肉のニュアンスにも上品な味わいにもよく合うのでおすすめですよ。
ローストビーフには、フランス・ブルゴーニュ地方やドイツ産のピノ・ノワールを使用したワインがよく合います。
上品な肉とワインの組み合わせは、最高のマリアージュ。美味しい肉とワインに舌鼓をうちながらゆったり過ごす、特別な日に楽しみたいペアリングです。
ハーブチキン×爽やか白ワイン
鶏肉にハーブを効かせた、ハーブチキンは肉料理ながら爽やかな味わいを楽しめます。そんなハーブのニュアンスや鶏肉の淡白な味わいには、爽やかなすっきり系の白ワインがよく合います。
おすすめのワインはソーヴィニヨン・ブランやリースリングという品種を使った、酸がしっかりとした白ワインです。
特にソーヴィニヨン・ブランはミントやレモングラスの様なハーバルな香りが特徴的なので、ハーブチキンにはもってこいですよ!
白ワインもチキンも安価で手に入るので、カジュアルなディナーにぴったり。爽やかな味わいは毎日食べても飽きない絶品のマリアージュです!
生ハム×華やかロゼワイン
おつまみにぴったりな生ハムは、華やかなロゼワインによく合います。ロゼワインは生ハムやオリーブのような塩味の強い食材と相性がよく、果実味が味わいを和らげ風味を引き立ててくれます。
ロゼワインと生ハムは、どちらの素材もオリーブオイルと相性抜群です。生ハムにオリーブオイルをかけてロゼワインと合わせれば、より風味が際立ちます。
おすすめは、カベルネ・ソーヴィニヨンやグルナッシュというぶどうで造られたロゼワインです。濃い味わいの品種を使用したロゼワインは、生ハムの肉の旨みとよく合います。
華やかなロゼワインと生ハムの組み合わせは、普段のおつまみにはもちろんパーティーシーンでもよく映えます!
おわりに
今回の記事では肉とワインの相性について解説し、合わせるコツやおすすめのペアリング例を紹介しました。
肉と赤ワインのペアリングもいいですが、白やロゼワインとのマリアージュも素晴らしいもの。これからは肉と赤ワインだけでなく、いろいろなワインでペアリングを楽しんでみてはいかがでしょうか?