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ワインのコルクがボロボロに!?割れてしまう原因とその対処法を徹底解説
ワインを開けるときに失敗し、コルクがボロボロになってしまった経験はありませんか?
友人を招いたときなど「スムーズに抜栓したい!」と思っても、慣れるまでは意外にうまくいかないものです。
今回は、コルクがボロボロになる原因とその対処法についてご紹介します。
ワインのコルクがボロボロになる原因とは?
ボロボロのコルクは、取り除くのに手間と時間がかかります。このようなことにならないよう、事前に原因を把握しておきましょう。
ワインのコルクがボロボロになる原因とその対策についてまとめました。
原因 | 対策 |
---|---|
コルクの経年劣化 | 2枚刃式ワインオープナーを使う |
コルクの乾燥 | ワインを横に寝かせて保管する |
ワインの糖分によってコルクが瓶口に張り付く | 蒸しタオルなどで瓶口を温めてから開栓する |
ワインオープナー(コルク抜き)の使い方 | ワインオープナーのスクリューをしっかりと貫通させる |
特にワインは古いものであればあるほど、高価なものが増えてきます。高価なものほどコルクも開けにくいので、ワイン初心者の方は注意が必要ですね。
コルクが割れてしまった時の対処法
コルクが途中で割れてワインが開かないときの対処法は、大きく分けて2つあります。「コルクをボトルの中に落とす方法」と「コルクを押し込まずに引き上げる方法」です。
それぞれの方法について詳しく解説します。
ワインのコルクをボトルの中に落とす方法
簡単なのは、コルクをワインボトル内に落としてしまう方法です。
コルクがワイン瓶の中に入ってしまっても味や体への影響はありません。ですが口当たりをよくするため、ワインに入ってしまったコルクを取り除く必要があります。
大きいコルク片にはビニール紐を使う
家庭にあるビニール紐はコルク片を取り除くのに便利です。
ビニール紐を50cm前後の長さに切って、大きな輪を作るように結びます。結び目と反対側の紐を細かく裂き、ボトル内に入れてください。落ちているコルクをすくうようにしてゆっくりと引き上げましょう。
細かなコルクはコーヒーフィルターや茶こしを使う
ワインに混ざってしまった細かなコルク片を取り除くには、コーヒーフィルターや茶こしでこすのがおすすめ。
コルクを取り除いた後は、デキャンタなどの容器に移し替えて保管しましょう。
ワインのコルクを押し込まず引き上げる方法
コルクを押し込まずに引き上げるにはコツが必要です。慣れるまでは難しいですが、意外にすんなりと開けられる場合もあるのでぜひ試してみてください。
ワインオープナーのスクリューを斜めに差し込む
コルクが半分以上残っている場合は、ワインオープナーのスクリューを斜めに差し込んでみてください。ボロボロの箇所よりも、形が残っているコルクを狙って差し込みます。
ワインの瓶口に添わせるようにしてやさしく引き上げましょう。
2枚刃式ワインオープナーを使う
ワインオープナー(コルク抜き)にはさまざまな種類や形があります。割れてしまったコルクを引き上げたいときは、2枚刃式ワインオープナーを使ってみてください。
2枚刃式ワインオープナーは、2枚の刃をコルクと瓶口の間に差し込み引き抜くだけで抜栓が可能です。コルクに穴を開けないため、これ以上コルクが壊れることを避けられます。
オールドヴィンテージワインを飲む人や、コルクをコレクションしたい人にもおすすめです。
コルクがボロボロになったワインは飲める?
結論から伝えると、コルクがボロボロになっていてもカビがついていても、ワインの味や品質に問題はありません。
長期間熟成させたワインは、コルクが劣化していたりカビがついていたりすることもあるでしょう。コルクにカビがついているのは、保管の良い証です。
ワインのコルク栓がきちんとされている限り、カビがワイン瓶内に入り込むことはありません。ワインの瓶口まわりをしっかりとふき取ってから栓を抜けば、問題なくワインを楽しめます。
安心して飲んでくださいね!
まとめ
1人のときはまだしも来客時に「ワインが開けられない!」となってしまった場合、とても慌ててしまいますよね。
あらかじめ対処法を学んでおけば、冷静に対処できるのではないでしょうか。
この記事を参考にして、気軽にワインを楽しんでみてくださいね!